先月で連続6回、毎年泊まりに行っているこちらの宿。ペンションと銘うつものの、提供される食事の美味しさは格別#59125; 私達が6度もリピートをしているのはここだけなのです。


建物の外観こそ古さが感じられるが、昨年12月の館内リニューアルにつき、どう変わったのか?期待も増すと言うものです。




お決まりの・・・大女将の出迎えを受けてチェックイン。
(旧101号室)は一階にある唯一の部屋で、元々広さあり居心地の良さから人気、専用トイレ洗面付きの離れ感覚が味わえる和洋室でした。
        
ドアを開けると中庭の臨める廊下です、その先には新設となった洗面とおトイレ。
洗面台、トイレ共に最新式のものに変わっていました。

        
8帖のリビング+8畳フローリングベッドスペースと、間取りは同じながら・・・座卓テーブルがより落ち着いたローソファ&テーブルに、寝室にはマッサージチェアも設置。
クローゼットの中に浴衣と羽織。籠バックにバスタオルとタオル、歯ブラシの用意あり。
テーブル上の茶器セット、コーヒー&ティーパック、小型冷蔵庫にはミネラルウォーターとウェルカムプリンが入って、プリンは言うまでもなく美味しい!
                           
FreeWi-Fiの利用は可能、9泊した中でWi-Fi利用不可であったのは、増毛の宿一軒だけでした。

安らぐ大人だけでの時間を過ごす、、、、私達にとっては初ペンションであり、ペンションの良さを気づかせてくれたのがこの「Beaver」さんでした。
ただし夕食タイムが2時間と長くなってしまうせいもあり、12歳未満の子供は宿泊不可。そのせいもあってか、夏休み中に関わらずこの日の宿泊は我々を含めてふた組だけ。

天然温泉である硫黄泉、掛け流しのお風呂が24時間自由に貸切利用出来るのも魅力なのです。
          
貸切風呂へ向かう廊下もムーディに演出されています。

到着後すぐに浸かったのは、露天風呂付きの「マグマの湯」。

ここの脱衣所は広さの関係もあってか簡素、ドライヤー、基礎化粧品に、カミソリと言った必要最低限なものだけ置かれていました。
   
御影石の内湯も、浴槽周りの雰囲気がウッディに変わって、よりナチュラルな感じ。
         
周囲の緑がお湯の表面に写って美しい露天。お湯は以前はもっと白かった印象があるのだけれど。。
紫陽花が咲く緑に囲まれて息を吸うと、身体の中までリセットされる感覚♪
蝉しぐれに時おり聞こえてくるウグイスの鳴き声と、全てが短期間にやってくる北国の夏を感じさせてくれた露天風呂でした。
前は松川温泉からの引湯だったけど、変わったのかしら?
東八幡平温泉の源泉温度は68度もあるとのこと、この後も硫黄泉のお風呂に何度か浸かったのだけれど、こうした宿では硫黄の成分により水道、浴室内は勿論、部屋の家電にしてもすぐにダメになってしまうと聞く。
源泉パイプの詰まりや浴室内の手入れ、目に見えないところにかかる費用や手間。温泉宿を維持管理していく苦労は並大抵なものではないと、泊まる度に思わされます。


翌朝の・・・個人的には、こちらの浴室も嫌いじゃない。

「hiva湯」の洗面所にはドライヤー・コットン・綿棒・コットンフェイスマス ク・クリーム肌水の用意が。

   
二人では勿体ないくらいな・・・広めの朝風呂にゆっくりと入った、気持ちの良い時間でした。

次回は毎回目で、舌で楽しませてくれるお料理たち。ロクなお昼を食べていないからお腹が空きました、
Diningへと参りましょう。