県内の東部に位置する那珂川町へ、以前はよく出かけていたものの、夫が仕事を離れてからはサッパリ。それでもこの時はあるきっかけから足を運んでみました。
理由については、後ほど…。
        
那珂川と言えば、これ!「簗」でしょう!平日でも予想より人の姿はあったと思います。


途中のドライブ中車窓から眺める風景も、これぞ正しい田舎って感じが好きです。農耕民族のDNAが、自然そう感じさせてくれるのかしら?
…ちなみに遊びに行ったのは、8月の末頃だったように思います。


曇り空の下、水面は澄んで綺麗と言い難いものの。。

でも腰まで浸かって鮎釣りに興じる釣り人。カヌーやパラセーリングと、周囲に邪魔するもののないこの環境を求めて、遠くから出かけてきている様子です。

那珂川でも最大級と思われる・・・「高瀬の観光やな」です。
竹、木、石を使った、昔ながらの身近にある素材…自然と環境に優しいけど、それだけ準備には手間が、大がかりにも感じます。
県内を流れる河川でも、初夏から9月いっぱいと限られた区間の「やな体験」。夏場しか味わえない那珂川の鮎をもとめてこの夏も連日、観光客でおおいに賑わったのでしょう。



一個、一個の大小の籠を編み、そこへ大きめの石ころを隙間なく並べて入れる。
組み合わせた堰で川の流れを変え、泳ぐ鮎を捕まえやすくする…簗の仕かけ。
3年前の夏休みは息子家族と一緒に、皆で炉端を囲んで鮎を焼いて食べる。←海のない栃木ならではの夏の風物詩、レジャーと感じたそう。
初めて息子夫婦と簗へ行った時。目の前の炉に大量の炭火が運ばれてきて、そこへ串に刺した鮎を並べ、焼けたものから次々食べていく。…その光景が珍しかったらしく、北海道出身のお嫁ちゃんは喜んでいました。


私が勝手に思っているのだが…この辺りで最大クラスの迫力ある簗。
栃木大好きこっちゃんにこの自然を楽しませたいと、簗場へ下りてみたものの、迫りくる水の流れ、川面とは思えぬ水の高さ!
意外な迫力で私だってビビってしまった程#59143;

   
清流・那珂川と、周囲の山々を眺めつつ、頬張る鮎の塩焼き!
やっぱり、旨い!・・・の一言に尽きます。…と言うか、もっている言葉が貧弱で表現が見つかりませぬ。

   
   
さて鮎のあとには、鰻もあるさ!・・・と言う訳。
持ち帰り川魚専門店「林屋」さんの「鰻の白焼き」。市販の身の薄い鰻と違い、白焼き鰻を酒蒸しして特製たれをまぶしたら…味は最高。
「鰻きも焼き」もあり…今回は佃煮の方ながら、これまた日本酒にはピッタリ。オホホホ・・・絶品でございましたわ。

次に行くとしたら、イチゴの季節?または年末の買い出しで決まり!?
その前に、目的の場所について書いておきませんと。。