「友家ホテル」に泊まった翌日は週末の土曜です。探したのがひと月くらい前でしたから、「ここは!」と思うところには空きがなくて・・・偶々目についたのがこちら。
一見すると森の中の素敵なオーベルジュでした。特別な期待があった訳でもない、しかしこれ程気分が悪くなってしまったのって久しぶり・・・#59143; なのに口コミ評価がやたらと高いのが不思議でならない・・・。チェックアウトの時のいや~な気分#59136;
そうした理由もあり、今回は食事からいきますね。

チェックイン時、小ぢんまりとしたラウンジにてサービスされたのは、ハーヴティにプリン。
しかしプリンのカラメルソースが甘い、甘すぎました。私の味覚がおかしいのかな?
                     

夜のディナーは、こちらのレストランにて。グランドピアノに生花も飾られるなど、良いムードながら・・・ここを利用できるのは、なぜか?夜の時間帯だけです#59143;(その辺りについては後編で書きますね)

予約内容は、【ワイン持ち込みOK!】美食ディナーとお客さま自慢のワインを愉しむプラン <露天の貸切風呂無料>・・・と言うもの。

本場フランス直送の高級素材と地元信州の豊かな恵みをふんだんに使った絶品フレンチで、長年に渡り多くのお客様を魅了し続けてきている「レストラン&ホテル トロイメライ」・・・だそう。それもあって家族揃って正装、ドレスアップして入ってきた方の姿も見えます。

ワインを持ってくるのを忘れた事に途中気がついた我が家は・・・持ち込みワインの代わりに、新潟の道の駅で購入してきた「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017 メイン部門最高金賞受賞酒 イットキー」…新潟の蔵元・玉川酒造が放つ「イットキー 純米吟醸」で代用しました。
                              
地中海のブルーの海を意識してかどうかは不明、我が勝手な想像です(*´艸`*) 日本酒の新しい世界の扉を開くカギをイメージしたお酒は度数が低めで呑みやすい。食事中に一本空けました#59126;


まずは前菜から・・・
ホタテ貝のパートブリック包み焼き、信州サーモンのタルタル・3種のソースで。どちらも普通の味です。
食事中のパンは私の様子から、小さくカットをした状態でサーブされました。お次はオマールエビのビスク、しかしスプーンでこれ程少量のスープをどうやって飲めと???ふた掬いしてからはパンを浸して食べました。

ブルーチーズのスフレ、ブリのブランケット。
ビーツだったかな?のピンク色したソースが気持ち悪いっ#59136; 盛り付けひとつにも、驚きも、工夫も感じられません。
メインとなるお肉メニューは、次々プラス料金の発生する(嫌な)設定。当然、我が家は基本メニューで。
  
                    
ここからは、デザート。

カシスのシャーベット、エキゾチックフルーツのムラング・ヨーグルトのアイスクリーム&フランボワーズのソース。
エスプレッソと小菓子。・・・以上、手元のメニューから書き写しました。
後から思い出しても、皆さんが絶賛しているような…美味しいと印象に残るメニューはありません。以上、個人的な感想ですけれど。。

デザートタイムに入る頃合いで、オーナーがにこやかな表情で各テーブルを回っています。自己満足からと想像出来てしまい、旅館の女将の挨拶と同じで自分たちの時間が中断される、こう言うのは嫌いです#59136; 
意地悪を言わせてもらうと、着ていたオシャレな襟高のジャケット、前のボタンが一個かかっていませんでしたよ(# ゚Д゚)
フレンチと言いつつ、メニューの置かれた飾り皿は「Wedgwood」のワイルドストロベリーであり、グラス類はオーストリアの「RIEDEL(リーデル)」社のもの、そのどちらも家の食卓で使っていますから。
GoToを利用しての宿泊ながら・・・、過去に利用した…福島県内にある幾か所かのペンションにしても、食材も良質で満足感の高いものでした。
また岩手県八幡平の「旬菜フレンチの小さな宿 Beaver」さんなら、この半分の宿泊料でオーナー渾身の工夫の詰まった美味しい料理がいただけます。お部屋も素敵な上、白濁の貸切風呂も入り放題ですしね。
救いは「ワイン持ち込みOK!」プランにしておいて良かった。

こんな悪口をグチグチ言っているのは、全く満足出来なかったからでした。詳細は次回に。