周囲を山に囲まれた我が地で、やがてくる本格的な寒さの前の輝く季節。それは10月終わりからはじまる、錦秋の風景#59130;
        
日光、那須高原と紅葉スポットは身近にあるけれど、どこもが人と車であふれてしまう。
それでも以前は母も、自分自身も元気だったから・・・夜中の3時起きで暗い中をひた走り、紅葉見物へもいったものでした。
そうしたパワー、気持ちがなくなっている今。人並に色づいた紅葉を楽しみたいけど、でもそれはより近いところをと思ってしまうのです。

鹿沼市草久(くさぎゅう)の山奥に、静かに佇む「古峯神社(ふるみねじんじゃ)」。
神社周辺の紅葉がピークを迎えているとの情報を得て、先々週の土曜に訪問。
当日はゆっくり9時頃の出発#59144; 近くは楽チンで良い。そしてやったね! 本日も快晴#58942;
かねてより何度か訪れていたものの、紅葉目的で来たのは初めてかもしれません。
        
山麗に鎮まる「古峯神社」は、ご祭神に「日本武尊(やまとたけるのみこと)」をいただく由緒深い社です。ご祭神のお使いである天狗が飛翔して崇敬者にふりかかる災厄を除災するとの…信仰により、天狗の神社として広く根深い信仰圏をもつと言われています。

一年を通じて人気のあるところですが、この日は予想を超えた人で賑わっておりました。
だれもが紅葉した木々にカメラ、スマホを向けて写真におさめています。



陽の光を浴びて輝く、色づいた木々の葉。手入れもゆきとどいているのでしょう。
                        
参拝をして、「御朱印」を頂いて参ります。

しかし、それには社内へ入らなくてはなりません。御朱印帳を手にして並ぶのも当然ながら大勢の人。

御朱印の受付所から、拝殿前を失礼して通り・・・奥のお座敷へ。
番号札を手に、待合室となった休憩室で待ちました。
烏天狗の見守る「天狗の間」では、部屋の暗さと天狗の面の迫力に、「怖い~~」とちびっ子が泣きだしています#59142;

                   


紅葉が最盛期を迎えた、回遊式庭園「古峯園(こほうえん)」へと向かう姿が多い中、一周するにもそれほど時間はかかりませんけれど。。
次が控えている私、待ち時間の長さで思わぬ時間をとられてしまったゆえ、今回はパスしました。
        
見開きで天狗の絵付きの御朱印を頂けます。天狗の絵も種類が色々ありました。
頂いてきた「御朱印」には、添削用朱液でしょうか?朱色の天狗様が描かれています。