夕食は18時半開始でした。
レストラン「仔鹿物語」へ向かいます。
建物全体に漂う雰囲気そのものは、少々心配になるくらいでしたけれど。
レストラン入り口では、年配男性スタッフさんのにこやかな笑顔の出迎えを受けて、奥に用意されたテーブル席へ案内されました。

フレンチですが席には、浴衣姿で大丈夫。
ここでは館内全てで、浴衣にスリッパでOK。・・・と言っても、特にラウンジらしきものはないから、気をつかうシーンは全くありません。
何より週末泊と言うのに、この時の客は3グループのみ。席の間隔は適度にあいてるので、他のゲストの会話は気にならず、静かなものです。

しかし、どうです?このセッテイング#59126; メニューも当然ありました♪

那須鶏のテリーヌ・山芋マスタードソースを中心に、野菜 揚げ湯波を使ったボリューミィな前菜。華やかさはない前菜だけど、湯波(日光は、湯葉ではなく湯波と書きます)揚げ餃子の皮のようなパリパリ食感はいい感じのアクセントで、ドレッシングがよくからみます。
ワインリストが最も充実している中で、フレンチにビールとは、センスないわぁ~~(^Q^)/
                   
冬瓜・ブロッコリー・万能ねぎの野菜コンソメスープは濃厚でした。大ぶりにカットされた金谷ホテル特製パンも美味しく、お替り自由。
ワインにするか、地酒にするかの選択から、日光市内「渡邊佐平商店」さんの、純米大吟醸「清開」さんを追加でオーダー・・・

メインの魚料理、パン粉をまぶした虹鱒のカツレツ風は、私の分だけが食べやすくカットしてあります。
日光虹鱒の香草フライ・ピクルスマヨネーズ、この食べ方は初めて!添えてあるミニトマトもキチンと湯剥きされて、盛りつけも上品に感じました。
表面はカリッ、食べると中からの鱒の風味がフワッとする、オシャレな味わい#59126; そして食感も良い。
霧降牛のヒレステーキ、キノコのソティと玉ねぎソースに隠れてしまって・・・しかしじゅうぶん食べ応えあり。野菜にキノコもたっぷり。納得できる味でホッとします(^_^)
パンの盛り合わせにはオリーブオイルでなく、バターなのも良心的♪
お昼が控えめであったから、パンのお替わりをしたら、お替わり用のバターもサーヴされました。

朝・夕共にテーブルにのるのは勿論、金谷ホテルベーカリーのパンです。
これまでいずれもランチでの利用ながら、日光金谷ホテルの二階メインダイニングの利用経験は当然あり。ホテルを代表とする「日光虹鱒のソテー金谷風」も頂いていました。ある伝手からそのメニューレシピもゲット!
家で真似して作ったり事もあります。
日本最古の西洋式ホテル、風格ある二階メインダイニングは、ドラマのロケ現場として利用されることもしばし。

「中禅寺金谷ホテル」も夫の元上司ご夫婦を招待し、4人で食事しましたけれど、味わい、接客共にあまり良い印象が残っておりません。
金谷ホテルベーカリー工場が日光以内にある関係から、今までも気が向くとパンはよく購入し食べていました。しかし焼きたての直送なのか?今回が一番美味しい#59125;

BGMも流れていたと思います。レストランは雰囲気良く、食事の内容と、全く文句ありません。
デザートは、手作りっぽいモンブランタルトケーキ&季節のフルーツ添え、バニラアイスクリーム。
私はコーヒー、夫は紅茶を選んで。。

吞んだり、食べたりしつつ、写真まで撮る。忙しいけれど、美味しい時間でした。
気楽な食事タイムながら、皆さんとても静かで、こんなフレンチは良いですね。

ロビーもラウンジもないが、あっても使う事ってあまりないですし・・・部屋だってあれで十分。
施設の分を、料理と温泉でカバーしている・・・のかな#59139;
満腹、満足な食事を終え、部屋へ。楽しみにしていた寝る前の夜の温泉へは浸かれないまま…。
次は、朝食の紹介になりますね。