夕食時間は18:00~ 母屋の食堂へ(先の仏間じゃないわよ#59142;)。各テーブルに名前が書いてあり、そこに着席し「いただきます」♪
厨房に続いた隣りの部屋でも同じように、食事をしている様子が伺えました。
                  
外の自販機でもビールは購入出来たけれど、少しは売り上げになります様に。Orion大瓶を頼んでささやかに乾杯(^_^) 
麦芽とホップが基本のビール、東南アジアなどの暑い国のビールは味が薄い、苦味が少なく感じるもの、同じく気温の高い沖縄のOrionビールも味わいは薄め。でもそれが現地で呑むと違和感なく美味しいのです。
高那旅館さんは、大瓶で700円と良心的なお値段でした。
料理はほぼ一気出しで…

もずく酢・隣りの小鉢は何か忘れました。白身魚・蛸のお刺身・ミミガー・トロリと柔らかで味わいも良いパパイヤと豚肉の煮物。島らっきょうのお浸し。海鮮さつま揚げ(沖縄では天ぷら)も付きます。

少し経って焼きたてのお肉、竹富で養殖しているエビの塩焼きが運ばれてきました。
      
天ぷらとオクラのお浸しと撮ったものの、ミニステーキと、海老の塩焼きはメインに関わらず(^^ゞ 撮り忘れました#59142;
たっぷりのアーサー(海藻)とお豆腐のお味噌汁にご飯と、とてもボリューミィで味付けも良かったです(●^o^●)
洗練とかオシャレと言った言葉とは対極にある、地の食材中心の沖縄の味。
石垣牛?ステーキはコクのある厚みもしっかりあるお肉、ただ柔らかいだけではない、お肉本来の食べ応えを感じます。
ビールのお代わりをして呑みながら、隣のテーブルのママさんとお喋りしました。
小学生くらいの女の子がモリモリご飯を食べていたから「今、何年生?春休みで、竹富に来たの?」と話しかけたのがきっかけです。
お母さんとふたりだけのご旅行に、少し違和感があったのは事実。
盛んに「ご夫婦で旅されるって良いですね」の言葉をかけられて・・・。私はトイレに行って不在でしたけど、飛行機嫌いのご主人が遠方の旅行には同行してくれないからとか。神奈川からと伺い「MMのエアキャビンには、もう乗った?」お子さん:「まだ乗ってない」って。「近くだと何時でも乗れるもの、慌てる事ないよね」と返しました。

ご自身がボトルオーダーした泡盛、我々にも勧めて下さったけれど、前夜の失敗からそのお気持ちだけで、遠慮しておきました(^^ゞ
「前日は黒島にお泊まり」と伺い「黒島ではなにが良かったですか?」と尋ねましたら「本当に何もなくて、一度行ったからもういいかなと思います」「私の知り合いの息子さんカップルは、その黒島で意気投合をし、遠距離恋愛を経て結婚したと聞きましたよ」
「宿泊客が我々二人きりでその、ゆんたくもなくてツマリマセンでした」って#59142;
      
高那旅館のゆんたくスペース。部屋に戻ってからの私達、こちらへ行く事はありません。正直、そんな元気がなかったから。
※「ゆんたく」は「ウチナーグチ」沖縄の方言で「おしゃべり」のことで、気さくな雰囲気を表す言葉ながら、民宿でゆんたくといえば、宿泊者同士でワイワイ盛り上がる飲み会がお約束。
      
滞在中お喋りしたこの親子さんは、翌々日の石垣空港でお見かけはしたけれど、特に声はかけずお別れしました。
真っ暗な夜道を離れまで戻り、お風呂に入って、早々に寝ましょうか#59137;

              
戻ったらお布団が敷かれている辺り、旅館のサービスですね。掛け布団が冬用なのかチョッと重たい感じはしたけど、それは旅行客向けって事??

離島に泊まる醍醐味のひとつ!観光客が去った後の静かな島を堪能出来るとあります。
ようやく見られた、気持ちの良い、朝焼けの空です#59130;

早朝から自宅前の道路を掃き清める、住人の方の姿が見られました。
白サンゴが敷きつめられているのは、茶色のハブが目立つようにとの意味あり?
      
前夜の内にこれ程雨が降ったなんて#59025; またも気づかずに熟睡です(@_@)

台風が多い竹富島では、強風から住まいを守る為に「グック」と呼ばれる石垣で囲まれています。石垣に「石敢當(いしがんどう)」と呼ばれる魔除けが埋め込まれている光景も、数年前石垣を旅した際気づきました。今回も注意していましたら、至ところに「石敢當」は見つけられました。

しっとりと濡れた花や葉の風情も良いものです。強い陽ざしの下のハイビスカスとは、雰囲気が変わりますね♪

翌朝の朝食、時間は7:30~

またも品数が豊富で、ジーマミー豆腐に、おからの煮物と、どれも皆美味しい#59125;
ビュッフェスタイルよりも、個別での提供が落ち着いて食べられますね♪

朝のお味噌汁は、干潮の時間沖合に出て獲ってくるとのハマグリがいっぱいです!「白いのはサンゴを食べているから」と女将さん。
食事の用意、配膳の時はお手伝いする、可愛いお孫さんの姿あり#59126; 彼女も普段は石垣島の高校生、休みの日は宿のお手伝いをしていると話してくれました。
ホテルでの接客関係に就くのを目標としているとか。
キリリとした笑顔、すらりと伸びた美しい肢体「美人さんね♪」の言葉にはニコッ♪
         
お茄子の天ぷらには甘辛いたれがかかって美味しい。パイナップルのデザートがあるのに、食後にはチーズケーキとコーヒー。
3月29日(水)より一泊二食付き、ふたりで34000円より全国割6000円引き、28000円でした。
旅館と言うより、ほぼ民宿ながら、これまた思い出に残る一泊。
離島はやはり泊まってこその良さがあるものですね#59125;
続く。 次回で竹富は終わります。