先の三連休記事を皆さん、書かれていらっしゃいますね。家は遠出をした訳ではなく、お隣の茨城まで行っただけながら。忘れないうちに新鮮なネタを書いてしまいます。
陶芸の街・笠間市の魅力を発信する「道の駅かさま」が2年前にオープン!したのは知っていました。
でもお隣り茨城県の特産が栗であるのは、ここ数年のうちに知りました(^^ゞ 
身近過ぎて想像が及ばず#59142; 特産栗を使ったモンブランが大人気であるのを知ったのも、ここ数年の事#59138;
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我が家ではこれまで長く「栗」と言ったら、長野県の「小布施」栗と思い続けていましたから。。
栗の季節10月ともなれば毎年、長野県の小布施まで泊りがけで出かけては小布施栗を買ってきて、栗の渋皮煮を作る。それもここ10年あまりはご無沙汰しておりますが、初夏の「さくらんぼ狩り」同様、家の恒例行事となっていました。
…と言いつつ、その栗も息子の結婚、孫娘の誕生と、そちらの方が忙しくなってしまったものだから、、そして一度止めたら栗の渋皮煮作りを再開するのも面倒になってしまったと言う#59136;

しかしここ最近のブログ巡回中に「道の駅 笠間」のフードコート内「楽栗 La Kuri」の「楽栗filo」が大人気と知り、では小布施栗と食べ比べてみましょうか・・・となった次第#59144;

江戸時代は北信濃の経済の中心地として栄えた町・小布施のメインストリート。その「小布施堂本店」は店の奥で、栗菓子やお抹茶がいただけるようになっています。
食べたのは季節限定の栗菓子の「朱雀」(スザク)。名前の由来は雀(すずめ)の巣に似ている所からと。
         
一見したらお蕎麦を挙げたもののようながら、採れたての新栗を蒸して栗の皮を除き、素麺状に裏ごし、「栗餡」の上にふわりと盛りつけてあります。
それも栗餡&栗素麺、さらに栗餡&栗素麺の二重になっています。新栗の繊細な風味を損なわぬように、栗の郷にあっても新栗の仕込み時期、仕込み場界隈でのみ味わえる究極の味#59130; 砂糖類は一切加えない、栗そのものをいただく究極の栗のお菓子と言えましょう。
「朱雀」が味わえるのは、9月下旬から10月上旬までとの事。平日限定で1日に40個程を製造し仕込みの都合によっては作らない日もあると言います。
当日は日曜日でしたが1時間待ちと聞いて、私達も予約をして食べることが出来ました。スプーンや箸おきにも、栗の模様です。
しかしその大きさ!直径は15センチ近く、高さも10センチもありました。かなりの栗好きでも見ただけで驚くほどの大きさ!
お昼を考えてお抹茶付きのセットをひとつ注文、ふたりで分けて食べたのですがそれで正解でした。 
皆さんどなたも半分も食べずにもてあましてしまって、「どうしよう」とか、「ふたりで一個で良かったぁ」「ひとつは栗アイスを頼めばよかった」と言った声が周りから聞こえてきます。
今回久しぶりに、「小布施堂本店」さんのHPを覗いて見ましたら、「朱雀」人気は益々過熱し、大変な事になっている模様。https://obusedo.com/suzaku2023/

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さて、ここからが本番ですから!! 長すぎた前置き、その上小さく下手な写真にて失礼致しました。

そうそう、本題となる笠間の道の駅、建物の周囲に並ぶオブジェは栗、一番人気のお店「楽栗 La Kuri」さんでは「笠間の栗のCafe & Shop」ならではの…椅子も栗なのです#59126; 楽しいアイディアですし…♪ 力入ってますね(*^_^*)
店のオープン時刻は9時半ながら、スゴイ行列が出来る。それでも食べられないかもしれないから、到着まで1時間少々とみて自宅を出たのは7時半でした。何時もならまだ寝ている時間です#59137;
夫も焦って車を走らせましたが、着いたのは9時を回ってしまってました…。しかし行列を見て迷う事なく列の最後尾へと並びました。
フードコート内の「楽栗 La Kuri」さん側ブース、木製椅子の座面の「栗の実」、それに子供専用テーブル&お椅子セットも小さくて可愛らしい#59125;

ここでは店内の手洗いボールも、白熊の可愛いデザインながら…笠間焼♪
     

並んで待つ間に目にしたメニューから、モンブランに合わせたドリンクは、茨城三代銘茶のひとつ「古内茶」がお勧めらしい#59025; セットにすると、ジャスト1000円と言う辺りも憎いわ(^Q^)/ 単品では880円ね♪

「楽栗filo」の上はイートイン、下の持ち帰り用は、中に糖度の高い栗ペースト入り・・・とあるが、やはりここまで並んだら、この場で食べていきたいと考えるのはどなたも同じみたいです。
オーダーをし、会計を済ませたら、前方へ進んでガラス越しに楽栗filoの過程を眺める。写真を撮る(●^o^●)

プレートにのった栗ペースト入り生クリームの上に、冷麺作りマシン仕様の器具から、一個ずつ小分けになった栗餡ペーストを押し出していく仕組みです。
     
そこへ粉糖をサラリとかけて、脇に(甘みを増すため?)シーソルトを添えての提供#59126;
濃いお茶が温かくて美味しい。しかし楽栗filo=モンブランは想像よりも小さかった!お上品と言った方が良いかもです(^^ゝ 甘さ控えめで食べやすくはあるものの、小布施栗の「朱雀」と比較したら栗餡がスマート過ぎて栗食感のもつ破壊力、パワー不足は否めませんでした。「これなら、ひとり一個いけたね」の言葉も出たくらい(^_^)・・・とは言え、ちゃんと美味しかったです#59126;
席の回転も早く、どなたもサッと食べて、サッと席を立つ。9時前から1時間並んで待った時間の長さと比較したら#59136; それでも、食べられただけで良かった#59125;
見ていたら予想を超えて、10時近くから並んでも食べられたみたいでした。連休初日だけに、需要に応える形で、材料も多く用意がされた模様です。

直売所「みどりの風」では、季節の農産物から、茨城の特産品、中でも栗菓子、サツマイモの加工品、こんにゃくは目立っていました。

道の駅敷地内から、その周辺まで、どこを向いても、栗、栗の一日!!


笠間は菊祭り期間中であっただけに、色鮮やかなとりどりの菊の花も綺麗でした#59130; 

もうひとつ面白いと感じたのは、道の駅内のファミリーマート店内でも、特産のサツマイモ(紅はるか)が箱入りで売られていたこと。そこで乾燥芋作りの為にひと箱購入。
          
すると、レジのお姉さん「箱を開けてもいいですか?」何をするのか見ていましたら、こうして中身のお芋を一個、一個傷んでいないかくるくる回してチェックしているのです\(◎o◎)/ こんな丁寧な売り方をしているのは初めて見ました。これまた、ビックリです!

次は、ランチへ向かいますね。