関東地方を東西に貫く北関東自動車道。
栃木-茨城区間が昨年12月20日に全線開通して、我家からも太平洋がグッと近くなりました。
週末の日曜日は茨城へ、海を見に、海の幸を食べに出かけてきました。

IC.から高速に入ると・・・初めは栃おとめを作るイチゴ用のビニールハウスの群ればかりが目に入ります。
少ししてから、「見て!」と夫の指差す方へ目を移すと、最後尾にSLを引っ張る真岡鉄道の車列が見えました。

麦秋の時期を迎えたこの時期ならではなのか、茨城県内では麦畑が多く思えました。
それが終わると、今度は一面に栗畑が続く。
私は、茨城イコール干し芋の産地、しかし茨城が栗の産地であることまでは知りませんでした。
もっとも花が咲いていなければ、栗だと気がつかなかったでしょう。

幾つかの山、長いトンネルも幾つか通って那珂川を渡ると、そこは茨城の海。
ひたちなか市の「那珂湊地区」には、地元の漁港であがる魚介類を売る「那珂湊おさかな市場」があります。



朝9時に家を出て、10時過ぎには市場に着いてしまいました。これはいくらなんでも、お昼には少し早すぎますね。
今回は先に市場内を探検しましょう。
この前、来たのはまだ寒い冬の時期でした。だから並んでいるお魚の種類は少し違っています。
先日の日記の小鯛や、カレイの干物、シラスなどを少々買い求めました。

この市場では、毎朝海から揚がる豊富な魚介類がすぐに食べられる水産会社の「市場寿司」も魅力です。
でも私は食べるとしたら、やっぱり海鮮丼かな。
新鮮だから、ぷりっとした身がするっと口の中へ入ってしまう岩牡蠣も。
市場内のお店はどこも、写真のように店頭で手軽に食べられる生牡蠣コーナーがあります。



でも、私は立ったままでは食べられない。テーブルとイスでゆっくりと食べたいな#59142;
この日、お昼を食べたお店はおさかな市場の奥にある海産物・飲食店が軒を連ねるテナントのひとつで、「より良い品をより安く」がモットーと言う「魚一」さん。
夫は、鯵の焼き魚定食を。
私は、ようやくここで食べられる#59144;の岩牡蠣、そして八種類の海鮮が豪華に?のる海鮮丼です。



新鮮なお魚類はどれも美味しいものでしたけれど、このお店何となく落ち着かない。観光地特有の一度しか来ない客は適当にあしらって・・・との接客態度があまりにも見えてしまったから#59122;
前回の「くりたや」さんの方が美味しかった、全てが丁寧でお店全体の感じも良かったように思えました。
夫に小さな声で言うと、「こういったところはこんなもんだろう」ですって#59142;

美味しいお昼を食べて、夕食用のお魚も買って、まずは無事に第一目的は完了しました。
雨も降らずに、思いのほか空も明るい#58942;
この後は海沿いを少し北上して、「国営ひたち海浜公園」へとまいりましょう。