お昼を食べて息子と別れた後は、埼玉県南西部の川越へ#58974;
今月いっぱいで終わってしまいますが、朝の連続テレビ小説「つばさ」の舞台となった小江戸・川越を訪れてみました。
家の方から行くのには、車にしても電車にしても以外に便の悪いところとあって、私が川越を訪れたのは10年以上も前の「秋の川越まつり以来のことです。
夫が「時間があるから、川越へでも行ってみようか」と。
「行ってもいいよ~~でもそれなら、もっと早く言ってよ~」「相変わらずだなぁ。行ってもいいじゃなく、行きたいでしょ」って#59125;
車中でそんな会話をしながら、しばらくぶりに訪ねた川越の街です。

市役所の駐車場に車を置くと、そこからは私の足で歩いてもすぐでした。
観光客向けのいなせなスタイルで人力車を引いて走る車夫さんの姿は、あちこちで見うけられます。
川越の土蔵造りの店舗が連なる街並みは「蔵造り」と言われ、それが今も残ることで川越は有名なのです。
この造りは類焼を防ぐための耐火建築として、江戸の町家形式として発達したものだそうです。
今の東京では見ることのできない江戸の面影をとどめているこの辺りが、人気の所以なのでしょう。

遠方に見える白壁、ブルーの丸い塔を持つ建物は埼玉りそな銀行です。下の写真ではあまりにも小さ過ぎて見えないですね#59142;
西洋の建築様式を基調とした、大正時代のムードが残る素敵な雰囲気が目を引くものです。



昔ながらの駄菓子屋さんや芋菓子を製造販売する店が建ち並んでいる「菓子屋横丁」は女性にとって外せないスポットのひとつです。
狭い通りは、人、人でいっぱいです。
川越と言えば、もうひとつは「うなぎ」でしょう#59125;このうなぎ屋さんの店先には涼しげな水路があって、飼われている鯉に子供達が餌をやっています。
ああ!先にお昼を食べなければなぁ~#59136;
他にも、懐かしい「飴細工」の屋台、ここは大変な人気です。今の人って、あまり見たことないのかな。
地ビールまで、あるのですね~

店先に素朴な飴玉が並ぶ「玉力」さんで、飴を何種類か。ここは奥で職人さんたちが飴作りをしている様子を見ることが出来ました。それに出来立てのまだ温かい飴の試食も。
サツマイモの甘納豆・・・これ、好きなんだ#59126;「松陸」さんで、母の分も買い求めました。

そして川越と言えば、時の鐘。
こちらの鐘は、寛永年間に川越城主が建てたものが最初と言われ、現在のものは明治26年に起きた川越大火の翌年に再建されたものだそうです。
徳川三代目将軍・家光の乳母である春日の局の化粧の間、家光誕生の間が移築されている「喜多院」は以前訪れているので今回はパスします。

まつり期間中でも何でもない普通の土曜日なのに、大勢の観光客達が訪れていました。
何よりもドラマ効果は大きかった、川越は「つばさ」一色に染まっていると感じられました。そう言う私、このドラマを実は見ていないのですけれど~~#59120;