先日の日曜日のこと。
実家へ行った理由、それはかねてから母が気にしていた・・・「私が元気な今のうちに、家のお墓をちゃんとしておきたい」との思いによる・・・・
実家の墓地を新しく綺麗にした「建立祝い」のためです。
午前中のさかんに降りしきるの雨の中、僧侶による開眼供養を無事に済ませました。

その後は、タクシーに分乗してのお出かけです。
家族で行った先は、地元のホテル・三吉野別館に併設されているレストラン「プチボヌール(PetitBonheur)」さんでした。何度かこちらにランチを食べに来ている、母のお勧めなのです。



ここではムードをアップさせるためか?外から階段を上がっていって、レストランのドアを開けてからは店内の階段を下に降りて行く。
私は無理をしないでホテル側からぐるっと回って入店しましたが、それって素適な演出だと思います#59125;
内装もオトナな雰囲気です。
高い天井にキラキラなシャンデリアが数個#59130;、奥にはグランドピアノもあるから定期的にこちらで生演奏がされる模様。

出されるお料理は、地元の食材を中心にした創作イタリアンらしい。
日曜日でもランチメニューはあるものの・・・ここは奮発して、お任せの特別メニューで#59125;
ワインリストを見て私が安めなワインをチョイスしたら、弟が「それじゃ駄目」って#59142;

独身貴族生活の長かった彼は、飲みもの、食べるものに対してケチらないのだ。
そこで白は、チョッと高めなイタリアンワインを。確かにこの白は美味しかった・・・ように思う#59142;

コースの最初は、鳴門金時のスープ。

寒い日だったから、温かなスープが特別に美味しく感じます。
温かいを通り越して、ここまでアツアツのスープは飲んだことないかもって思うくらいに出来立てのスープでした。マイルドな甘さがとても優しい味。
フンワリした自家製のパンも美味しかったです。
でも付いてきたバターがあまりにも少なくて、これにはビックリしました#59122;


手長海老のパスタは、クリーミーで濃厚なソースが上手くパスタにからんで美味しい#59125;
メインは、黒毛和牛のステーキです。
シンプルに網焼きしたステーキを、ゴマ醤油、粒マスタード、柚子わさび、レモン塩、炭塩等で、頂くスタイルでした。
ウマウマなステーキには、これまた満足でした~~#59120;


ここは当然・・・赤ワイン言う訳で、次はフランス産・ボルドーの赤をお願いしました。
結局ほんの少ししか飲めない母を除いた三人で、ボトル二本を空けてしまったのです。
子供達のオーダーした、大きな石釜で焼いたピザも一切れだけをお味見。
ホタテとポテトのピザは、バジルソースがたっぷりです。
最後の〆、デザートはオレンジのムース&栃おとめのタルトのプレート#59126;

ジャズの流れる店内で頂いた一時、出されたものはみんなどれも美味しかった。
墓石の建立が無事に終わった安心感と、家族が揃った喜びとで・・・母もとても嬉しそうでした。
それから甥が都内の有名私立Kに合格した事も合わせて、とても楽しい食事会となりました。

    
こちらの庭園内には、「雨上がりのオルゴール」と名づけられた水琴窟があります。
佐野市内には、国内約300ヵ所の水琴窟の内の約1割にあたる多くの水琴窟が設置されているそうです。
私もそっと竹筒に耳を当ててみたら、優雅な音色#59126;が聞こえてきました。

そして実家に帰った後も、みんなでずっとお喋りしたりして、結局この日も夜の7時過ぎまで実家でくつろいでしまいました。
私たちもいつもの様に、母の作ってくれた夕ご飯を食べてから帰ってきたのでした。
一日中冷たい雨が降り続いた休日、でもそれだけではなかったと言う事ですね。