古代から繁栄と愛の象徴とされた華やかで美しい花、バラ。
その美しさと、香りの高さにより、ヨーロッパでは古くから香料・薬用に栽培されてきました。
さらに中世以後には観賞用として、改良された園芸種の数は多いそうです。
我が国へ入って来たのは江戸末期~明治以降と、まだその歴史は浅い。
しかしこの季節、大規模なバラ園に限らずさかんに見られる花のひとつと言えましょう。

大きなバラ園に見に行ってはおりませんが、家の小さな庭でもバラが次々と咲いています。
まずは、真っ赤かな大輪のバラ。

10輪ほどが一気に花開いて、昨日までの雨で一気に散ってしまいました。
剪定の仕方が悪いのか、肥料が足りないのか、茎が細くて花が下向きに咲いてしまいます。

福島の白河バラ園で買ってきた、ピンクの「ギィ ドゥ ・モーパッサン」。フランスの高名な作家と同じ名前です。
4年ほど経ちますが、あれからずっと家のウッドデッキの前で咲いています。
                  

一昨日アップした、濃いピンクのバラと蕾。こちらはお散歩の途中に何時もお会いしていた方から頂いたものでした。


以前はこの他にも、つるバラ状のクライミングローズや、白バラもあったのですけれど#59136;
家のバラを撮るついでに、お隣のオールドローズの写真も撮っていたら、(家も含めて、この辺りは塀のないオープンスペース。こちらのバラは道路脇のテラコッタの鉢に植えられています)奥さんと目が合ってしまいました。「すいません、お邪魔しています。綺麗なのでバラの写真を撮らせてください」と言いましたら・・・・・

その後で、その切花を持ってきてくださった。そこで家のアイスプラントのおすそ分けを。
お隣とは程よい距離でもって、良い関係が続いているのである#59028;
       
だから、今はリビングの出窓の上にもオールドローズが#59126;

「愛と喜びと美と純潔」を象徴する花とされ、これが花嫁が結婚式にバラの花束を持つ風習につながったとされる。
「ローマ神話に出てくる女神ジュノーの月が6月」からきている・・・・「ジューン・ブライド」=「6月の花嫁」#59130;この言葉も元々ヨーロッパから伝わってきたものです。
6月に結婚した花嫁は幸せになれると言うのも、納得出来るというものですね#59117;
間もなくあと数日で、六月です。