一般には「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれるこの花。正式名称はケシ科メコノプシス属・グランディスと言うのだそうです。
原産地が標高の高いヒマラヤ山脈やチベット、ミャンマーであることからわかるように、高山植物の一種。
               

開花すると決まって新聞紙上に載る事で、この時期はこの花目当てに訪れる人も多い。
上三依水生植物園のサイトをチェックしたら、開花となっていたものですから・・・今回は、いつもより早めに行ってみました。


しかし少し早すぎたのか、咲く花の数は10株ちょっと。それもポツンポツンと散らばって咲いているので、あまり良い写真がありません#59143;

蕾の状態の時には紫がかった深い青。それが開くと鮮やかな青に変化していく#59125;

その神秘的な色は「ヒマラヤンブルー」と形容されているとか。


開いて日にちが経ち過ぎてしまうと、それはまたこのブルーの色があせていってしまう様にも感じられるのです。
そう思った、2007年6月の時の日記はこちら→

県内ではこちらと、真岡の井頭公園の温室内に(一定温度を保つ環境で、大切に育てられているのです)。
                         
南アルプス山麓の大池高原では千数百株もの花が咲くことで有名です。その他では、箱根仙石原にある「箱根湿生花園」でも咲くという。。。

園内の売店でも苗が売られていますが・・・・
耐暑性が非常に弱いこの植物、簡単には開花しないみたいです。
高地で短期間しか咲かないために、「幻の花」とも呼ばれる「ヒマラヤの青いケシ」の花なのでした#59130;