先週の事です。
ここ数年、毎年この時期になると京都の方が送ってくださるのはこちらの長刀鉾(なぎなたぼこ)。
               
お忙しい中で買い求められた長刀鉾が、今年も私の手元へと届けられました#59125;

普通は粽(ちまき)と言えば笹の葉に包まれた白いお餅と思ってしまいがちですが、送ってくださる祇園祭の粽は食べるものではなく笹だけでできているお飾りの厄よけ粽。
この粽は、京都の家々の軒先に吊るされているものとのこと。
八坂神社の祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、民に茅の輪を作るように命じてこれを軒に吊るしていた家だけが疫病から逃れたと言う故事にちなんだものなのだとか・・・・
茅の輪が粽に変じていったというのが、厄除け粽なのです。
病気や災難から家々を守るといわれ、玄関先などに飾って翌年の祇園祭で新しい粽と取り替えるのが慣習だとのことです。
なーんて解ったような事を書いておりますけれど・・・・こちらのものを目にしたのも、このような風習を知ったのも頂いてからの事でした。
食べられないお守りの粽は、私も初めて見たのです。
お札や護り袋は一般的ですが、さすがは古都・京都ですね。
本来であれば家の軒先に下げるのだそうですけど、私は自分の寝ているお部屋、ベッドから見える位置に下げていました。だから昨年のものにしても、一年経っても綺麗なままなのです。

八坂神社を総本社とし、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祭神とする神社が日本全国には約2300社あるとされます。
一昨年頂いたものを納める為に、夫が昨年検索したところ・・・県内にも何箇所かありました。
最も近い市内の八坂神社へと、夫が納めに行ってくれたのでした。

しかし今年こそは、私が行かなくてはならないのである#59144;
こちらがその八坂神社でございます。
新幹線の走る高架線がすぐ後ろ、市内のど真ん中に位置する神社です。
以前からあることにより、その名前と場所だけは聞いておりました。

境内の一角には、なぜか巨大な鯨の張りぼてと、宙に浮かぶ亀#59122;これって、どうして?
この日は夏祭りの最中のようでした。
多くの人でにぎわい始める前に、焚き上げ料を添えて無事納めて下さるようにお願いして参りました。

ついでにと言っては怒られそうですけれど、八坂神社側で売られているお団子を過去に何度か食べて美味しかったのを思い出した私。
先のあることの意味って、これなのです#59120;「ここまで来たら、八坂神社のお団子を買いたいなぁ」
「昨日、ちゃんとおはぎを買って食べたでしょ」「そんなお団子なんか、これ以上食べなくていいよ」と言いつつも、その後でちゃんと「お団子屋さんを知りませんか」って聞いてくれた夫でした。
でもお団子屋さんは4~5年前になくなってしまったのだそう。名物のお団子を食べ損ねてしまったよう#59136;

そのような事はおいといて。。。
この一年間を何事もなく無事に過ごせたのは私にとり何よりの事、日々を送る上で最も重要なことでした。
ネット上のみのお付き合いに関わらず、このように遠く離れた私のようなものにまでお気遣い頂くとは・・・言葉にならない感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
現在の私自身とこの今の生活は、こうして皆様に見守られて維持出来ているものなのですね。

昨日、そして今日も、なんと言う暑さでしょうか#59133;
しかし今日も、もう朝の内に歩きに行って来てしまいました。
だから、このブログを書いてしまえば・・・この後は、のんびりとするだけなのであ~る。
することをしてしまった後は、マイペースで参りましょう#59126;