黒潮の贈り物、鰹です。
                    
南の海からやって来て海中の鰯を食べて太った鰹は、夏には関東の沖合いでも釣れるお魚。
昨日は、西伊豆・戸田港沖で獲れた鰹が届きました。
マスクメロンを送ってくださったお友達が、今度はご自身で釣られた鰹を送ってくださったのです。
以前には夫も誘われて戸田の海釣りには数回行き、こうしてダウンする前は私も何度か同行した事もあったくらいでしたけれど・・・・
今から20年位前にホンの短い間だけ一緒にお仕事をした間柄なのに、余程ご縁があったのでしょうね。その後もずっと家族ぐるみのお付き合いが続いているのです#59117;

これまでもこの時期には、鰹を初めとしてその時々に釣れた珍しいお魚を送ってくださっていました。
今回のは体長50センチ以上、胴回りは私のウエストよりは少々細めな#59120;でも50センチは超えるという最高にビッグなものでした。
氷の中の鰹君、光ってます#59130;
一目見てこれではとても二人では食べきれないと、お隣にもおすそ分けをする事に。
こんな時に家では何時も、近所のスーパーの鮮魚コーナーへ持って行ってさばいてもらいます。
一匹につき500円で、持参したお皿につま付きのお造りにしてくれるのです。
この為に早めに帰宅した夫、本体と大皿を二枚持って行ってもらいました。

ジャーン#59138;こんなに大量のお刺身が二皿も出来ました!新鮮な生鰹はやっぱりお刺身が一番ですね#59028;


昨日は鰻はなかったけど、こうしてとても新鮮な美味しい鰹のお刺身をお腹いっぱい食べられました#59125;
これだけでお腹がいっぱいになってしまったから、もう私ご飯が食べられませーん。
その隣はハラス(腹側の骨を削ぎ取った部分だそうです)は塩焼きにします。店頭に並ぶことがないので、その名前だけは知っていたものの・・・生のは今回初めて見ました#59125;

お次は中華の食材、空芯菜(くうしんさい)です。
この名前の由来は茎を見れば一目瞭然、茎の中が空になっているからです。

空芯菜は葉と茎に分けるところが一番面倒なところ。葉はザク切りにし、茎は食べやすい大きさに切ります。
にんにくは薄切りに、赤唐辛子も小口切りにしておく。
中華なべに油・にんにくを入れて熱し、にんにくの香りがしてきたら下味を付けた牛肉を入れて空芯菜の茎と炒め、油が回って色が鮮やかになったら空芯菜の葉、赤唐辛子を加えて手早くさっと混ぜる。
少量のお砂糖とお醤油(勿論あればヌックマムや,ナンプラー)で味付けして、出来上がりです。
スピーディに作るものだと思うのですけれど、スローな動きしか出来ない私。
色合いがいまいちな出来です#59142;

横浜の中華街でも売っているのを見ましたが、国産の空芯菜はまだ少ないです。
元気だった頃、お友達と遊びに行ったタイ。
その前の母と行った時はツアーでしたけれど、この時は現地駐在員の方にお世話になってツアーでは行けない所へと案内して頂きました。
最後の夜は、お住まいであるバンコクの高級マンションで夕ご飯をご馳走になりました。その時タイ人のお手伝いさんが作ってくれたメニューの中に、空芯菜の炒めものもあったのです。
他にいっぱいご馳走があったと言うのに、きっと最も手軽に作ったであろう空芯菜の油炒めが印象に残っているのって不思議ですね#59142;
地の食材でささっと作る、その割りには美味しかったからかな#59125;

                
さて最後のデザートは、桃ちゃん。
この間実家で食べたブドウに続いて、こちらも初物です#59126;