例年ですと・・毎年8月は2~3泊でどこかへと出かけていたものですが、今年の夏休みは事情があって出かけられませんでした。
そこで先週末、遅れた夏休み旅行をしてきましたので、しばらくはそのレポをしていきたいと思っております。
今回目指したのは、6月末の時と同じ山形でした。でも今回は夫と二人旅。時には二人もね#59125;

事前の予報では東北は雨または曇りとあいにくの天気です。そんな中、晴天の空の下を北へと向かう私達。
福島へ入ると、まるで空飛ぶ円盤のような形をしているレンズ雲がどこからともなく現れては消え、消えては次に現れてと・・・・これって何かの予兆!?


宮城県の白石インターで高速を下りて、まずはお昼です。
周るチェーンコンベア上のお寿司を皿ごと客が自由に取り上げるセルフサービス型の寿司店。
「仙台平禄」は、「東日本で初めての回転寿司店」だそうです。
今から40年前仙台市内に、元禄寿司のフランチャイズ店が開店。もともとは元禄寿司として有名な「元禄」であったが、大阪の元禄産業との屋号の独占契約が切れるのに伴って店名が現在は「平禄寿司」となった模様。

塩釜や石巻が近いだけあり、レジのすぐ側ではトレトレの秋刀魚と鯵が売られていました。

食べたものは・・・ずわいがに・マグロ・エビの白石セット。秋と言えばやはり秋刀魚でしょう。
赤貝・ホヤ・つぶ貝のセットも。

他にもいっぱい食べました。
ふたりでお腹いっぱい食べても、それでも3000円くらいって・・・やっぱり回転寿司は、早い、安い、美味しいね#59028;

お腹が満たされたら、次は観光です。
これまで蔵王は何度か訪れる機会をもったはずなのに・・・なぜか「御釜(おかま)」へは行ったことのなかった私。
途中の遠刈田温泉の・・・・(この一年強の間にここはもう3回も来ている。ホント好きです遠刈田温泉も。)
観光案内所で聞いたところ、「今日は、お釜は見えません」とのことでしたけれど・・・

これは山頂へむかう途中、海抜およそ700mの所にある滝見台からの眺めなのです。
アップにしてみると・・・
                    
不動滝とその上にかかる地蔵滝、そして三段の瀑布を作って澄川に注ぐ三階滝を眺めることが出来ます。紅葉の時期には、きっと絶好の景観ポイントとなる事でしょうね。


蔵王連峰を東西に横断し宮城県と山形県をつなぐ山岳道路である蔵王エコーライン、その先の有料山岳道路蔵王ハイラインへと入った辺りから、これまでとは全く違った景色が周り中に広がってきて・・・終点には駐車場と県営レストハウスが完備されてその先の展望台からはトップの画像のようなお釜を眺めることが出来たはず
ところが予想を超える強風の為に、駐車場で車から降りるのでさえ大変な事態だった#59136;
恐る恐るドアを開いたトタン「バーン」と全開状態。ホント全壊になるかと思ったくらい。
レストハウスまでのたった数メートルを歩くのさえ強風に吹き飛ばされそう、それに横殴りの細かな雨粒で、もうヨ~ロヨロな私。
ここでは、自然の猛威を感じる事が出来ます。


そこまでして行ったけれど・・・目の前に広がっているのは、ただの濃い霧だけだった#59122;
「昨日は、良く見えたんですけれどね」「今年の夏は、綺麗に見える日が多かったですよ」と売店のおばちゃんたち。
しっかりとウインドパーカーを着こんで、これは夏でも欠かせないのだとか。
風の強さと、寒さとで、こちらはこれ以上は一歩も歩けませ~~ん。
思わず、映画の「剣岳」を思い出してしまったくらい#59143;
無理をして歩いたら風で飛ばされてしまうか、寒さで凍えてしまうか、どっちかなのだ#59142;

それでもずっといる訳も行かず、必死の思いで車まで戻りました。

頂上から下りる途中で、ようやく雲が切れてきました。
蔵王の頂上って、雲の上だったのね#59142;
真夏から一気に真冬を体験してしまった、これはある意味貴重な経験だったかも。

蔵王を反対の山形側に下って・・・上山から、この日の宿のある南陽市へと。
宿でゆっくりとしたいから、早めにチェックインをしましょう。
しかしこの続きは・・・また明日。
今回も楽しい出会い、良い思い出になりそうな事が沢山ありました。だから、このシリーズだけで2週間くらいは書けるかも。
                                 
そんなの付き合えない。読みたくない~~と思っているあなた。そう言わずに、明日も来て下さいね#59063;