英名ではアプリコット、アプリコットの名前で呼ばれる事が多い杏。

実家の庭にこの木があり春先に何時も見ていたから、もしかしたら咲いているかと見に行ってみました。
こちらは家のご近所の杏の木です。
桜と同じバラ科の植物なので、花弁も額もピンクの色合いは濃いものの・・・形はホントに似ています。
子供心にも杏の実はただ酸っぱいだけ、好きにはなれませんでした。だから家にあってもほとんど食べた記憶がありません。
お隣の中国では数千年前から種の中の杏仁(きょうにん)を収穫するために栽培されていたとのこと。
取り出された杏仁は主に漢方薬、また杏仁豆腐などのお菓子の材料として用いられるのが一般的かと思われます。


枯葉のまだ残る芽吹いていない木の枝に、黄色い花がいっぱい咲いています。こちらはサンシュユの花です。
サンシュユは別名ハルコガネバナ(春黄金花)と呼ばれるように、黄色というより黄金色。小さな花は一見するととても地味だけど。。。

             
辺り一面黄色に広がる菜の花畑は壮観です。代表的な春の風物詩とも言えましょう。
昨日は一日雨模様。何ともスッキリとしない一日でした。
それでも家の中に居続けると、運動不足になってしまいます。
雨降りの合間に、何時ものお散歩コースを歩きに行ってきました。
川沿いで遠慮がちに咲く菜の花は、まだ弱々しく見えます。

こんなに濁ってはいても、住宅地の中の川に時々はカワセミ君がやってきます。そしてキラキラと輝く美しい姿でもって散歩する人の目を楽しませてくれるのです。

今年は三月の中旬を過ぎても、まだ真冬のような寒さが続いています。春はまだどこかで足踏みをしているかのようです。
それでもこうして、ほんの少しずつは春のメッセージが伝わってきている。
人の日々の営みに関係なく、自然は着々と移り変わっています。
朝晩はこんなに寒いのに。少しずつ、少しずつ春が近づいてきているのを感じました。

気を許してボォーとしていたら・・・今朝も大きな余震が続けて三回もありました。
愚痴っても仕方がないのはわかっていても、「全くもう嫌だ!」などとつい口にしてしまっているのです。
自分でもわかっているものの・・・食べる事や遊ぶ事しか、能のない私。
気を取り直して明日からは通常のお気楽ブログに戻りたいものと思います。またどうかよろしくね。