裏庭に咲いているクリスマスローズを、切花にして花瓶に挿しました。



この花は寒さに強くて、冬から春にかけての最も花の少ない時期に咲き出します。花期も長く日陰にも耐える、貴重な植物なのです。
本当の意味での「クリスマスローズ」は原種のひとつである「ヘレボルス・ニゲル」という品種だけを指すようですけれど・・・早春に咲くオリエンタリスも「レンテンローズ」と呼ばれて、日本では一般的にまとめてクリスマスローズと呼ばれているのです。
淡いピンクから濃い紫まで、またはグリーン系など本当に数多く色のヴァリエーションはあるものの、こちらの白、白に斑点入りのものが清楚なイメージがして好きです。

豊富な花色やうつむき加減に咲く可憐なその姿、お花の少ない時期に咲く事も含めて近頃とても人気を集めているクリスマスローズ。
そんなクリスマスローズの存在を知ったのも、実を言えばここ数年のこと。
それまでは名前さえ知ろうとしていなかったのでした。

今日の午前中は、何時ものようにお散歩に出かけておりました。


朝のうちは風も弱くて、まだ青空が出ていました。今が盛りと咲くコブシの花です。
コブシは、先に咲いていたモクレンと同じ種類の高木。 他の木々に先駆け、早春に白い花を梢いっぱいに咲かせます。
モクレンと比べて、名前と姿からも荒々しさが感じられます。
歌ではないけれど・・・コブシ=北国のイメージがしてしまうのって私だけなのかな。

そんな中、あらあら・・・またもM様から(もう、様づけにしてしまいますわよ)
今度は柑橘類がドッサリ!と届きました。

嬉しい事は嬉しいのですけれど・・・夫との会話の中でも、「一体どうしてしまったのでしょう!?」って。
大きくて立派なデコポンが5個。そして黄色くて小さいおみかんの名前は?皮をむいて食べた感じでは、ニューサマーオレンジっぽく思えました。
食感はとってもジューシイ、サッパリとしていて美味しかったです。
昨夜、お礼の電話をしました。でもお出にならないから・・・ですから、このおみかんの名前もわかりません。
どちらにしても私達、またも幸せのおすそ分けを頂いてしまいましたのね!!

最後に家の近所の桜を。
ようやく昨日あたりから、咲き出してきた模様・・・まだ3分咲きくらいに思われます。
開いたばかりの桜はピンクで、ふんわりとした柔らかそうな花びらなのです。こちらも可愛くて綺麗です。
              

※夫が帰宅後に、上の名前が判明しました。

神奈川で作られた、噂の超新星☆湘南ゴールド(新黄金柑)・・・だそうです。
デコポン等の高級果実よりもこの品種を手に入れる事の方が非常に難しい。
一般市場にはほとんど出回らない希少なフルーツで、市場での販売単価がかなり高価なところから「黄色いダイヤ」とまで呼ばれているのですって。

そしてもう片方のデコポンと書いた方。
こちらも又、三宝に乗せて謙譲していた、三宝柑らしい。
三宝柑は江戸時代から和歌山城内に原木があったとされ、その美味しさ珍しさゆえ城外不出の果実として三方に乗せて殿様へ謙譲されていたのだそう。。。
どちらも違っていましたね。失礼!!