東日本大震災発生から、今日で一ヶ月。
国内観測史上最大級を記録した大地震&津波による死者・行方不明者は3万人に近く、さらにふえる見通しである。
津波による被害を受けた福島第1原発では放射能漏れ事故が起き、危機的状況が続くのは今も変わらず。先行きは全く見えないまま。
避難者数も国全体では15万人を超えて、我が街でも家の近くの公民館や市民センターが利用されている模様です。仮設住宅の建設も決まっているとのこと。
あの日を境に全てを失った上に日々の生活全般に不自由を強いられる毎日、どのようなお気持ちで過ごされているであろう。

東京電力社長が本日、事故後初めて福島県庁を訪れることに対して県側は知事との面会を拒否する方針と言う。
現地以外でも関東各地で空気中を舞う放射能、その上周辺施設や海に放射能汚染水を流出させて復旧作業を阻んでいる現実を前に・・・謝罪などよりも一日も早い事態の収束を、と誰もがと思うに違いない。
地震の被害は、これから先もまだまだ続く事でしょう。
今もなお、日々続いている大小の余震。
先週7日のは、余震とはいえないくらい特に大きなものでした。

桜も開花して、ようやく春はめぐってきたものの・・・例年のような晴れ晴れとした気持ちにはとてもなれません。
私には住む家もある、家族もいる。それでもなお、これまで送ってきていた普通の生活がどれだけ幸せだったかを痛感してしまいます。
出来るだけは、以前と同じ生活するようにしていますけど。。。
それでも人間のもろさ、人の心の弱さを感じる度、自然のもつ大きさと比べたらなんとちっぽけなものなのかと思えます。

今年の春は、あまりにも色々な事があったから・・・それがかえって何もない、からっぽな春に思えてしまうのだろう。