これまで出かける事を控えていた人々の気持ちも外に向いて、今年もようやく各地にも賑わいが戻ってきた模様です。
それは私も同じ事、タイトル通り今回は新潟県の佐渡島へ遊びに行ってきました。



これまで海水浴や温泉巡り等では度々訪れていた新潟県でしたけど、海を渡った佐渡はやはり遠かった。
佐渡は現在においても遠いところ。それに想像していたよりも大きな島でした。

夫のお休みはカレンダー通り。昨夜帰宅したのは、夜の9時を過ぎてしまいました。
私達の佐渡島を巡る弾丸ツアーは、二泊三日の忙しい駆け足旅に関わらず・・・
自然と海から造られた島の造形の数々、そこから生まれた祭り、芸能、郷土料理など島独自の魅力を満喫した三日間だったのでした。
ところで今回のGW、行列が出来ているのはTDLや上野動物園だけじゃなかったのですね。
利用した東北自動車道も、何時ものGWと変わらない混雑ぶりでした。
12時半過ぎのカーフェリーに乗るため、早起きをして家を出たのは6時。
そんな時間なのに、家の近くのインターから入った途端の渋滞には驚いてしまいました。
被災地への物流や、故郷への帰郷。観光やボランティアに向かう人々の車の列なのでしょうか。



やはり東北の春は遅い。関東に比べたら、一月くらい遅れているのかも。
ようやく芽吹いたばかりの山の木々。山桜のピンクも彩りに加わった様子は、ようやくやってきた春の訪れを喜んでいるかのよう・・・
それでも県内からずっと続く、先の東日本大震災の残した爪あと。壊れた屋根を覆うブルーシートの続く様子は痛ましい限りです。
何度通っても写真に撮ってしまう山、会津磐梯山にはまだ雪渓が多く残っています。


その後は福島の郡山JCTから、磐越道で新潟県へ。真っ白な雪を頂いて遠くに連なるのは、新潟北部や山形県の山々なのか。
県境を越えて津川・阿賀野川、五泉を過ぎると、道路の両側を埋め尽くすのは国内一のコシヒカリの産地らしく立ち並ぶ田んぼ。それから色とりどりのチューリップ畑です。

大河・信濃川が街の中心を流れる新潟市は湊町であり、古くから別名「柳都」とも呼ばれていたと言う。
ここ最近では一昨年の4月でした。
急遽思いつて、前夜遅くにホテルの予約をして遊びに行ったのは新潟です。
そして今年新年の日本海~太平洋グルリ半周旅も始まりは新潟からでした。
前々回の新潟で、佐渡汽船の建物もちゃんと探検済みよ。http://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200904270000/
町の中心部町のシンボルである万代橋から程近い、「朱鷺メッセ」の先から佐渡島へと渡るカーフェリーが出発するのです。

私達二人とマイカーが乗車する船、その名もズバリ「おけさ丸」です。
帰省客、観光客でもってこの日は満員状態。日本海を越えて、そんな船に揺られる事3時間あまり。


やっぱり佐渡は遠いところ。
それでも行って良かった!
自然、歴史、芸能に、「日本の原風景」とも思える家並みの美しさ。
そこは素敵な観光素材の全てが揃っていた、旅情を誘われる魅力もいっぱい!
目の前に広がる景色には、どこか懐かしさを覚えた時もしばしでした・・・


だから、今日からしばらくこのシリーズは続くのです。どうかお付き合いくださいね。