今日は、朝から雨降りの一日です。
特にネタ切れという訳でもないものの・・・
最近私の顔の一部になったものが、これなんです!
              

見たまんま、そう眼鏡です。
誰?老眼なんて言っているのは?
そんな老眼など10年早くてよ!ただの近眼でございますわ。

決してブランド志向ではないのだけれど・・・バッグや時計、Tシャツなど持っているお馴染みのブランド「FENDI」のデザインにしました。
シンプルな大人な感じが好きなんだ。ロゴが入っているのは、フレームの内側だけですよ~
眼鏡はまだ大丈夫と思っていたけれど、一度使ったらやっぱりよく見える。
だから今は、チョコチョコとよく利用しています。
何でも良く見えるって、とても便利ね!

と言ったら、本の話題になると思ったあなた!
いいえ、今日はドラマの話題です。
先日から私がはまっているドラマ、NHKで火曜日の夜10時から放送されている「下流の宴」。
#59098;http://www.nhk.or.jp/drama/utage/
子供の頃から努力を重ねて、中流以上の暮らしを目指し続けている主婦・由美子が主人公。
一流会社に勤務する夫。そんな母に育てられた、何とか高学歴で高収入な男を見つけようと必死になっている見栄っ張りな娘。
しかしもう一人いる男の子は、同じように育てたはずなのに・・・由美子の思いとはうらはらに、高校中退のフリーター。
その息子が結婚すると連れて来た少女・珠緒も同じくフリーター、その上沖縄の離島出身でまるで違う環境で育ったと言うものだから・・・

自分は中流以上だと思っている家庭が、これをきっかけにして壊れていきそうになってしまう。
それを何とかくい止めようと必死になる、由美子=黒木瞳の演技がかなり笑えます。
その母親・おばあちゃん役の野際洋子が、また面白い。
回想シーンでの若作りは、まさに怪演!
あの「冬彦さんママ」を思い出しちゃう。
私達は立派な医者の家系。ハッキリ珠緒みたいな下流社会のもの、違う世界に住む娘と結婚させる訳にはいかないとまで・・・宣言をしてしまいます。
その結果。
先週末の、珠緒の自分が医者になるという決意には驚きましたが・・・

違う価値観をもつもの同士の人間関係。
現実の社会に存在する格差、親世代と子世代の価値観の違いなど、ホームドラマであるに関わらずリアルに描かれています。
珠緒ちゃんの今後の頑張りは!?
肉食女子と草食男子の姉弟の行く末は?
息子翔君はこれからも変わることなく生きていくのだろうか・・・

すでに現実化している格差社会。
フリーター以下の閉じこもりまでが増えてきている、若者達の内面にある無気力や無関心。
今時の草食系男子ってこんな感じなのかと考えさせられる、翔君の意識。
由美子と違ってこれまで一度も頑張らずに来てしまった私。
自分の息子にも頑張る事を教えることなくきてしまったけれど、これはこれで問題だ!!
家の子は、それでも翔君ほどじゃないわよ。

原作者の林真理子。彼女自身が地方の山梨出身であることにコンプレックスをもち、競争心を強く持つ事で都会育ちの綺麗な女性達に追いつこうとしてきたのであろう事が想像されるので・・・
きっと彼女流に、今の時代と社会をよんでいるものと思う。
今後の展開が楽しみなドラマなのでした。原作の方も面白そうです。


        

庭に咲いたアルストロメリアです。別名「百合水仙(ゆりずいせん)」だそうです。
この花は強くて花持ちがとても長い。切花やフラワーアレンジメントに使う素材として人気ですね。
そのアルストロメリアと、同じくプランターに咲いたガザニアの花を生けてみました。
次は、またか!?って言われてしまうけど、庭に咲いた家のバラをかすみ草と。
同じピンクですけど、咲く木が違っているから色合いだって少し違っているのです。

下流の宴

  • 作者: 林 真理子
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: 単行本