クロネコさんがまたも家に、おやつを運んできてくれました。
おお、これは・・・「薔薇の包みの高島屋~♪」さんのもの!
私が子供の頃、贈りものは赤いバラの包み紙が多かったなぁと思い出します。
            

そこで今日も、続けて・・・「身ぐるみを剥がし隊」活動といきます。

今春、岡山へお引越しをされた夫のお友達からのものでした。
退職を期に栃木から、奥様の故郷である岡山へと住まいを移されて・・・その時に夫がお餞別をお渡したのをきっと喜ばれての事なのでしょうね。

珍しい岡山のものが頂けて、私だって嬉しい~!!

「身ぐるみを剥がしてみた!」



岡山でまず思うのは岡山名物の美味しい桃ちゃん、それに桃から生まれた「桃太郎」です。
桃太郎でお馴染み「きびだんご」の老舗店・廣榮堂さんの和菓子でした。

もう一度、「身ぐるみを剥がしてみた!」



はじめは、倉敷を代表する銘菓、「むらすずめ」。
黄色い薄皮は、極々薄いから気泡がいっぱい残っています。この表面の穴を、稲穂に群がるすずめの姿に見立てているとのことでした。
その薄皮で包まれているのは、小豆餡です。
上品な味わいだけど、皮の食感と比べると・・・少し甘め、この甘さは水あめが入っているように思えます。

              

次の「むかし吉備団子」は・・・
シックな大人っぽい和柄の包装紙、中身は秋田杉の木箱に入れられていました。
契約農家に依託し栽培した上質なもち米を一晩水でねかせて石臼で挽き、ひとつひとつを丹精込めて作っているとのこと。
「日本一」の楊枝入りなのは、お約束ですね。

カラフルなキャラが沢山並んでいる「元祖きびだんご」の方は、食べた事ありますけれど。。。
「桃太郎伝説」に登場する、桃太郎と仲間たちのあのイラストは・・・確か、絵本作家の五味太郎さんのものでした。

口に入れると、最初にほんのりとした甘さ、フワフワの食感が感じられます。
あっさりながら・・・お餅のシコッとしたコシのある味わいが残りました。
廣榮堂さんのサイトはhttp://www.koeido.co.jp/index.html

次は、あまりの美味しさからついつい食べ過ぎて・・・なおも空になったお櫃を抱えて隣家に飯(まま)を借りにゆき食べ続けたことからこの名がついたと言われる・・・「ままかり」。岡山県の郷土料理として有名です。


材料となるお魚は、サッパ=ままかり。
何かの小魚に見えますが、サイズは小さいものの・・・ちゃんとしたお魚のようです。
ままかりを食べたのって、私は今回が初めてなのでした。
お酢の感じも良くて、確かにご飯が進みます。と言うか・・・昨夜は、アルコールの方が進んでしまいました!!