撮りはじめると、どうしても欲張ってしまって…この日は、蓮の写真を沢山撮ってしまいました。





強烈な日差しの中では、見ている我々だけじゃなく・・・ギラギラした太陽には蓮の花達も負けてしまいそうな気配です。

         

木道から下りて、花のすぐ側まで行ってみます。
そこで写真を撮っていたら、あれ!?なんか地面が揺れ揺れしてる~~
地震ですね。この時、東北地方で大きな余震があったのです。
立っていたのが沼地のようなところだったから、余計に強く感じました。
夫が「こっちに、戻って来い!」って。
ふぅ~危ない。まだ余震には気をつけないといけませんね。


水辺では、睡蓮も咲いています。
他に、こんなボート池もありました。


目で楽しんだ後、道の駅で一週間分のお野菜を買い込んでから・・・お約束のお昼です。
まだ11時前、少し早いけど…と言うか時間的には相当早かったですけど。。。
きっと私達と同じように猛暑から逃れた、涼しさを求めた人で溢れていると思うものの…
山奥の粟野へと向かいます。


使いまわしのカードに、以前撮った画像が残っていました。右は、今年の3月中旬に撮ったものです。
空の色、山々の感じが全く変わっていますね。

道路まで溢れるお客さんの数、常に周辺の道路の渋滞から、これまで見るだけで諦め続けていたお店。
お昼を食べたのは、前から訪れたいと思っていた蕎麦処「たろっぺ茶屋」さんさんでした。
http://r.tabelog.com/tochigi/A0901/A090102/9000238/

栃木市の奥、旧粟野町にあるお蕎麦屋さんです。
ここ粟野はお蕎麦とこんにゃくの特産地。だからこちらのお店に来るまでの道中も何軒ものお蕎麦屋さんを見かけました。
前回に食べたお店は、ここからもっと川沿いを上った「百川そば」さんでしたものね。



山と川、田んぼで囲まれた自然の中に佇む時と情緒を感じさせる建物。
道路を挟んだ反対側に駐車場があり、かなりの台数が停められると言うのに・・・ここでは路上駐車も名物のひとつ。
でも田舎だから、違反切符の心配はいらないみたいです。

お店の名前も変だけど!?茶屋は、このスゴイ造りの母屋と離れがあるスタイル。店名の「たろっぺ」とは、山菜のタラノキの芽の名前、栃木の方言です。
母屋には囲炉裏のあるお座敷。奥には…更に不思議な屋根だけの屋外エリア、そして一番奥の一段あがった場所にも離れ風のお部屋もあります。
そのどれもが個性的、変わっている~~
自然がいっぱい、自然まみれと言ってもよい、木々がうっそうと茂るオープンエアの席に通されます。
大きな紅葉の木の下、ここは都会の猛暑とは無縁の世界。
ウグイスや野鳥の鳴き声をBGMとして、爽やかな風に吹かれながら…ホッとした一時をもちました。
テーブル毎に置かれたお茶は、セルフサービスです。


まずは「お通し」を。カボチャの煮付けや秋なすや夏野菜の漬け物など、どれも田舎のおばあちゃんが作ったと感じられる優しい味。ホッとさせてくれる味です。ホクホクしたカボチャが、甘くておいしい。
お通しを食べながら、のんびりと周囲を観察をしたり、運ばれてくる大盛りメニューに驚いたり!
特に野菜の天ぷら、モッサリと大量です。タワーになっています!!
サクサクしていそうだけど…、二人ではとても食べきれない。
私達のオーダーした、もりそばがやってきました。
食べました、でも、あら?これって!?美味しい事は美味しい。
都会から食べに来ている方にはじゅうぶんに美味しいものと思います。それでもあちこちでお蕎麦の食べ歩きをしている私達はそれ程とは思えなかった。

こちらのお蕎麦の味や食感、けっして悪いわけではありません。それでも期待したほどの事はなかったような・・・
しかし、先に運ばれたお通しは無料、メニューが豊富な上どれも低価格の様子。
リピーターさんが多そうです。
ここは栃木ICからも30分程度の距離なので、他県ナンバーの車を多く見かけました。

この後も下界の暑さから逃げて、更に山奥へと向かう私達なのでした。