霧ヶ峰高原、ビーナスラインへは翌日行く予定でしたから・・・午後は先へ足を伸ばして諏訪湖へと参りましょう。
諏訪盆地の真ん中、海抜759Mに位置する諏訪湖。中央に位置するだけでなく、ここは大きさ湖周15.9km、面積13.3km2と信州一大きな湖なのでした。

          
湖上には、ありました!白鳥型の遊覧船。これは、お約束です!
すぐ側では可愛い小白鳥さん・スワンボートも、ずらりと整列をしています。他にもボートや、釣りを楽しむ人など、憩いの場として親しまれている様子です。

でも相変わらず、湖面の汚れが目立ちますね~~
湖面を被うのは、藻なのか、あおこなのか?
もう20年以上も前になりますけど・・・この湖を初めて身近に見た時、あまりに汚れた様子に驚いたものでした。
冬季長野オリンピックの開催を期に、少しは綺麗になったものと思っていたけれど・・・

諏訪湖といえば「御神渡り」です。
厳寒期の諏訪湖が全面結氷後、夜間冷え込むと…氷が裂けその裂け目が山のようにせり上がります。
この自然現象から、その年の吉凶を占う拝観式も行われると言います。
しかしこの季節。夏の風物詩と言えば花火。歩いていると、お盆期間中の「諏訪湖祭湖上花火大会」にむけた桟敷席の準備の様子が見て取れました。
花火の魅力は目に見える色や光だけでなく、周囲にこだまする音にもあると、思っています。
こちらの花火大会にしても、音と光の競演は見事そのものでしょうね!

「諏訪湖間欠センター」内での、地上高く豪快に吹き出す間欠泉は必見のもの。
間欠泉が吹き上がる時間になると、自然と観光客が集まって来ます。危険があるとの事でチェーンの外からの見学になります。


これがその間欠泉の吹き上げる様子です。
約一時間に一回くらい、ドバーッと!! 結構迫力の感じられる間欠泉です。


プシュ、プシュ、プシュ~~! ゆっくりとしてきて・・・勢いがなくなってくると終了します。これが二回ほど続きました。
一回の噴出量は720リットル。温度120度。深度850m。高さ50mは世界有数、日本一の規模の間欠泉…との事ですが・・・
以前見た時よりも、何となく迫力不足なのを感じてしまいました。20年前はこの何倍もあった様な・・・それだけ湯量が少なくなっているのかな!?
この間欠泉は天然だそうだけど、表示された時間通りに出るのも、どうして???
以前は自噴していたものを、現在は噴出時間を人工的に操作しているらしい。。。
翌日の諏訪湖SA内にも、諏訪駅構内にも入浴施設があるほどなのに。


最後は諏訪神社の総本社「諏訪大社」の参拝です。
湖の両側に上社と下社とがあり、今回は下社の方へ。
            

しかし今回、下社春宮はなんと!修復の途中。


諏訪の「御柱祭」は、7年目毎の寅と申の年に諏訪人22万人をあげて盛大に行われる諏訪大社氏子のお祭り。その勇壮さと規模から天下の大祭として全国的にも有名です。(とは言え、実際に目にした事はありませんけど・・・)


その御柱がこちらの上の画像です。御神木を御神体として拝し、古代祭祀の形式を今に残して左右に一本ずつ建てられているのでした。


奥の拝殿では、祈祷を待つ人々の姿が見受けられました。
http://suwataisha.or.jp/

それから、時間がなくて行けませんでしたけど・・・
大正から昭和の初期に製糸業で栄えた片倉財閥が、地域住民の厚生と社交の場として昭和3年に建設した「片倉館」。
今は重要文化財として指定された…ステンドグラスや彫刻などの装飾がされた瀟洒な建物を、車窓からは眺めて来ました。
こちらは千人風呂とよばれる大理石造りの豪華な大浴場が有名ですね。http://www.katakurakan.or.jp/

この諏訪湖はこの翌日も一望したのです。だから勿論、まだまだ続きます・・・