省エネの夏と言われた今年の夏。
どの家でも軒並みグリーンカーテンとして、ゴーヤが植えらています。
緑の濃さ、精力的な繁殖力で、そのゴーヤに勝るとも劣らないのがへちまです。


これは、残念ながら・・・我が家のものではありません。まるでジャングルみたいでしょ!
葉がクッキリと緑色で、花も黄色の色が濃いです。
リハビリの為に通所している病院の、二階部分を撮ったもの。

一般的には、へちまはタワシや化粧水などの原料として知られていますが・・・九州南部や沖縄では夏場の野菜として利用されています。
この写真を撮っていたら、お掃除のおばさんから(自分だって立派なオバサンなのに・・・でも彼女とは仲良しなので・・・)、立派なへちまを一本頂きました。

沖縄ではへちまのことをナーベーラーと呼びます。皮を薄くむいて・・・煮物、油炒め、味噌汁の具などに利用して食べるのです。
へちまを加熱すると甘い汁(ドゥージル)が出てきますが、この汁とお味噌との相性はとても良いとの事。



沖縄の家庭料理「ナーベーラー(へちま)の味噌炒め」。
へちまを薄めにスライスする。ニンニク、豚肉を炒めたところにへちまを加え、味噌、砂糖で味をつけました。
「ナーベーラー汁(へちまの味噌汁)」
鍋にサラダ油を入れて、温まったら・・・こちらにもニンニク、少量の豚肉を入れて炒める。
輪切りにしたヘチマを入れ、蓋をしてヘチマから水分がでるまで中火で煮込む。ヘチマが柔らかくなり水分がでたら 豆腐を手で砕いていれてから、お味噌を溶いて入れます。
思っていたほどの癖もなく、キュウリのような、瓜のような・・・・夏野菜の味と食感を楽しみました。


次。ジャーン!!これ、何だ!?


夏バテの強い味方、「冬瓜」です。

冬瓜と書きますが、夏の野菜です。こちらの画像のも、通所しているディケアで生っているもの。
先日。ワンサイズ小さめのものを、面白半分に重さを計ってみたら・・・6.5キロありました。
だからこれは7キロ以上あるでしょう。
一度茹でた冬瓜は、スープ煮にしてみました。
カニの身がなかったからカニかまを割いて入れ、最後に片栗粉でとろみをつけます。
冬瓜はビタミンCが豊富で、カリウムや食物繊維も含まれます。しかも水分が95%以上あるから低カロリーなのも嬉しいですね。

お味噌汁の薬味にもしたミョウガ、我が家の裏庭のものは秋ミョウガなので、採るにはまだ少しだけ早いのです。こちらもまた、頂いたもの。

大きく育った、太っちょさんのミョウガです。

トマト農家のお家からも、もう終わりだからって沢山のトマトを頂きました。
終わりかけのものは熟し過ぎてしまっていたり、ワレが出てしまっているとの事ながら・・・家で食べる分には全く問題ありません。
その上、この季節でもスーパーでは1個100円くらいはするものですから。。。
いっぱいあるトマトは、一度にひとり一個と豪快に食べてしまいます。

9月に入って、朝晩は随分と涼しくなってきています。
それでも夏の間に疲れた身体には、休養と栄養が必要です。
丈夫で成長力も旺盛なツル性野菜を上手にとって、夏の疲れを解消するのに努めましょう!
本日は「こめの日」だそうですけれど。。。夏野菜を使った・・・いろいろでした。
ところで我が家のグリーンカーテン・ゴーヤは全くの不作です。連作の影響か、土に栄養がなくなってしまった為か、小さめサイズが二本しか生りませんでした。