高原山の中腹にあるのは、日本名水100選に選ばれている「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」。
先週末のお昼に行ったところ。それは、水汲み場である「尚仁沢はーとらんど」、東荒川ダム親水公園等よりも更に上。
標高750Mの山中にある、高原レストラ「バリアフリー鉄道農園 風だより」さんでした。
オープンしたてのまだ訪れる人もいなかった頃から、私達が何度となく訪問をしてきたカフェ&レストランなのです。

しばらくご無沙汰だったものを、先日夫が来店してチーズケーキを食べてきたとの話を聞いてしまってからは・・・
私も行きた~い!・・・となってしまったのだ!!
昨年は息子夫婦にも、とても景色が良くて楽しいお店だから一度行ってみたら、と勧めてみましたら。。。
・・・「楽しかった!出てきたお料理も皆美味しかった」と帰ってきて、喜んでいましたのよ。

この日は天候も良かったので、駐車場はいっぱい。県外ナンバーも沢山です。道路にまで車が溢れています。
でもいいの。ここでは何時間でもノンビリしていたいのだから。


木のぬくもりの感じられるログハウスの建物。
山の風景を楽しめるように、店内の窓は大きくて、外で食事が楽しめる広いテラス席もあるのです。



広い敷地内では大きなシャボン玉を飛ばす家族連れ、ブランコに乗って楽しんでいる姿も見られました。
秘密の場所だったものが、いつの間にかすっかり人気店となってしまったのね。
店内の子供コーナーで遊んでいる、ちびっこちゃん達の姿も。


着席してからオーダー後。作る方が間に合わないらしく、マスターの水野さんから「これを飲んで待っていてください」とコーヒーのサービスが。地下からくみ上げるお水は勿論、美味しいです。



地元で採れるレタスにキュウリ、プリーツレタスやベビーリーフ、高原大根等の無農薬野菜にアンチョビ、シーザードレッシングをかけて、パルミジャーノレッジャーノチーズをトッピングした「シーザーサラダ」。
これ、滅茶旨の美味しさでした!
ふんわりパリッとした、ロシア風のパイシチューはパイを崩しながら頂きます。カップの中にはお野菜とキノコが沢山入っていて美味しいです!
タイの屋台で庶民に人気との、汁なしラーメンの「バーミー・ヘン」。
元A社にお勤めされていた関係から、長く東南アジアに関係していた水野さんは、タイ料理がお得意なんですよ。
以前、タイ風牛丼は食べているから、次回は予約制のタイカレーを食べてみたいな。
二人でシェアして、ちょうどよい量でした。

3種類のデザートが1枚のお皿に乗ってる「パレットケーキ」。こちらも絶対外せない!


中でも自慢のチーズケーキは、本当に美味しかった。
飲みものは冷めないよう温めておくウォーマーにのった、ポットサービスの紅茶です。
使っている茶葉は、パリに本店のある黒い丸い缶でお馴染み「マリアージュ・フレール」のもの。
ダージリンにヤグルマギクやマンゴーのフレーバーを合わせた、香りのよい紅茶でした。

私がトイレに行っている間にも、オーナーがコーヒーとミルクをその場で合わせて注ぐ大好評のパフォーマンスがあったそうです。




食後は、お約束のミニ機関車。これって以前は、かなり強制的に乗せられたものでしたが・・・
そのせいで今では当然となってしまい・・・食事を終えた人から「SLに乗せて下さい」とリクエストの声が次々と上がっています。
はい、我々も勿論乗せてもらいましょう!こんな小さな事でも経験すると楽しいです!!

この店はロケーションが最高!そしてどのシチュエーションも結構はまる楽しさ♪
だから一度行くと、次もまた行きたくなってしまう・・・そんなお店なの。

普通に考えれば、こんな山奥でレストランを開く人はいないと思えるものです。
しかしここは脱サラをして都会からこの地に移り住んだ、オーナーの夢を形にしたところ。
企業人として世界で活躍していたオーナーはその夢を実現しただけでなく・・・地元に溶け込み、地元の食材の良さをいかす等の努力を続けてきました。
にこやかな笑顔での接客に、来店した客の満足感を第一に考えた、リピーターを大切にしてきた姿勢。
それこそが、一番の魅力なのではないかしら。
「バリアフリー鉄道農園 風だより」さんのサイトはこちらhttp://kazedayori.moo.jp/access.html