今日は、今年初となる「身ぐるみ剥がし隊」の活動をします。

甲府駅構内のショップで購入したものなので、簡易包装です。でも自宅で食べる分にはこれでも全く問題なし。
               

この「月の雫」は、地元で採れた甲州ぶどうをお砂糖で1粒1粒大切にくるんだお菓子。
決して高級なものではないものの・・・販売期間が秋から原材料の葡萄が無くなるまでと言うところが、希少かもしれません。


山梨銘菓と言えば、信玄餅。信玄餅と言ったら、代表的なメーカーは桔梗屋さんですね。
誰もが好きな信玄餅、その信玄餅が市販されているより安く買えるとの評判の高さから・・・朝から出来る行列。人気の高さが伺える桔梗屋さんのファクトリーショップへは、過去には行った事はありましたが・・・

しかし山梨県には他にも、知る人ぞ知るスイーツがあるのです。
お取り寄せなどでも人気の山梨県銘菓です。

では、身ぐるみを剥がしてみた!蓋をオープン!!
            

この月の雫は、甲州勝沼産の良質のぶどうをひとつずつ丁寧に砂糖の蜜で包んだもの。
明治初期、菓子職人がぶどうを砂糖密の壺の中にを落としてしまったのが始まりだと言う。

それは今でも、昔ながらの手作り作業で、一粒一粒砂糖密につけて作られているとのこと。

もう一度、身ぐるみを剥がしてみた!実食しましょう。


見た目は真っ白、雪の玉の様にコロンとしています・・・非常にシンプルなお菓子なのだけど・・・
この純白の粒を口に入れて甘い糖蜜の衣を噛んでみると、丸ごとひとつ入った葡萄の甘酸っぱい果汁が砂糖の甘さとミックスして深い味わいになる。。。
一個食べると、もう一個食べたくなる、癖になってしまう美味しさなのです。
心配される種、その存在を感じることはほとんどなかったです。
ひと箱を一人で、あっという間に食べきってしまいました。

果物王国山梨県の果物であるぶどうの代表的品種「甲州ぶどう」を使った、フレッシュでフルーティなスィーツ。
同じぶどうを使った和菓子で有名なものに、源吉兆庵の「 陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」があります。
マスカットオブアレキサンドリアを使った、贅沢なものです。
そちらをレポした日記はhttp://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2011-09-24-2

そちらと比べたら一粒のお値段の、なんと!リーズナブルな事!
月の雫は、高級フルーツである巨峰やマスカットでは生み出せない銘菓であるものに思えます。
その為か、道の駅とかで普通に売られています。
私が最初に食べたのも、山梨県内の温泉巡りを終えた後に立ち寄りをした道の駅で購入して・・・と思いだしました。

ただしこの味わいを保つ為に新鮮な葡萄のみを使うため、販売時期が毎年秋からの期間限定生産となり、なくなってしまったらそれでお終いです。

是非あなたも、この販売期間中に「月の雫」を、一度味わってみては!?