暦の上で、本日は「立春」。
立春は二十四節気のひとつです。
立春を過ぎれば少しずつ寒さが緩みはじめ、春の気配がしてくる・・・とされていますが。。。
外を歩いても咲いている花がほとんどなくて、一年中で今が最も色のない季節に思えてしまうのは私だけ?


実家で咲いていた、ゼラニウムの花。
日本よりも冬の寒さがずっと厳しいヨーロッパの国々。冬の間、その家々の窓辺を色とりどりに飾るのはゼラニウム。
中でも寒さの厳しい国スイスで見かけた家々の窓辺は、ゼラニウムやラベンダー、ハーブなどで飾られていました。


比べてガーデニングの歴史がまだ浅い日本。
これまで長い間、四季のはっきりとした豊かな自然の恵みを享受してきただけに・・・花を育てる環境、管理はまだ始まったばかり・・・
            
先週末、私もプリムラ・オブコニカを買ってきました。

リビングの出窓に置いてあります。


サクラソウの仲間オブコニカは、「プリムラ・ジュリアン」「プリムラ・マラコイデス」と並んで育てやすい早春の鉢花として親しまれているもののひとつです。

Primula(プリムラ)は、「本来の」「最初」という意味であることから、「春一番に咲く」花という意味で名づけられたもの。
「プリマドンナ」の「プリ」も同じような意味があると言う。
ゼラニウムと同じでこちらも、ヨーロッパの人々に長く愛されてきた花なのです。

笑われてしまう程ささやかな我が家、ヨーロッパの窓辺のムードに近づく事が出来るかな。。。


その前日である節分。
「節分」は読む字のごとく「季節を分ける日」とされています。
少し前までは、「豆をまく」「イワシの頭とヒイラギを戸口に挿す」と言った習慣が一般的だったように思います。
そこにいつの間にか、「恵方巻き」を食べる新習慣が加わってきて・・・
           

はい、家でもささやかながら・・・
恵方の方角を向きながら、かぶりつきました。
節分の夜の恵方巻きは、定番メニューとなりつつあるようです。