土曜日の朝、起きて雨戸を開けてみたら…何と!外は雪景色。庭や車の屋根が真っ白に雪化粧をしているではありませんか。
週末はお掃除をしたり、お布団を干したり・・・仕事がいっぱいあるのに…でもこれでは何にも出来ない。
「じゃぁ、佐野(私の実家)へ行こう!」って夫。
「佐野へ行くだけじゃ嫌。つまんない」「足利にあるお店へ一緒に行ってくれる?」
・・・という訳で、二週続けて実家へ行ってしまいましたのさ。


途中までは白くなっていたものの、佐野に着く頃にはもうすっかり溶けて雨に変わってしまっていました。

私が行きたかったのは、タイ料理のお店です。
お隣の足利には国内最古の高等教育機関と言われる「足利学校」があります。その足利学校と並び建って、足利氏の氏寺である「鑁阿寺(ばんなじ)」があります。


店名の「クワカンワット」は、「お寺の隣の台所」の意味。鑁阿寺の裏側、お堀のすぐ脇にあるお店です。
 

ドアの中、入店すると目の前はいきなり階段です。一階はマッサージルームとなっていて、本格的なタイ古式マッサージが受けられるとの事。
だから、レストランは二階部分のみ。
古い民家を改装してある、手作り感いっぱいなカフェ風の店内。


だからお座敷席の方のテーブルでしたら、こんなに素敵なロケーション!名刹を眺めながら・・・の食事風景。

でも私が苦手、長くお座りするのはチョッと?なので…奥のテーブル席の方で食します。
        


オーダーしたのはそれぞれ単品で、トムヤムクンスープ(すっぱ辛いエビのスープ)。壺のような器からセラドン焼きのカップに注ぎ分けて頂きました。
ヤムウンセン(春雨サラダ)に、パパイヤのサラダ・ソムタム(青パパイヤサラダ)も勿論です。
どちらも私の好みでは、もう少し甘味が欲しく思えました。でも大丈夫、ちゃんと例の調味料セットがありますから。
自分でグラニュー糖をかけて味を調節して食べるのも、タイ料理ならではの楽しみです。
        

センレックパッタイ(米麺の焼ソバ)は、トッピングしてある揚げ卵を崩しながら食べました。
ひも皮のように太い麺、サッと炒めた生に近い炒め具合のお野菜。どちらも美味しい#59117;
食べた中で、これが一番美味しかったかも。
カオジー(タイ風オムレツ)は、タイ米と日本米が選べます。もちろんタイ米でと言いたいところながら…母が日本米がいい…と。
添えてあるのは、スィートチリソースだったかしら。


どのメニューもナンプラー等、4種類の調味料をかけて食べるとまた違った味になるので飽きがきません。
この他にも、足利で撮影された映画「君に届け」に出演していた夏菜さんの希望で出された料理等、迷ってしまうくらいメニューが豊富なのです。
バンコックで日本人が一番多く好んで滞在先に選ぶシーロムエリアで美味しいと言われる料理を厳選して提供しているのだとか。。。
この時のメンバー三人は、夫も母も私も3人ともタイへは行った経験があります。

このお店のランチは価格も大変に良心的です!!
土曜日だったこの日、メニュー表の価格に関係なくどれもが500円。ソフトドリンクは半額。
5品でお腹いっぱいになってしまったから、それ以上オーダーが出来なかったですけど。。。
次回は別のものも食べてみたい。
そうすでに、またリピするつもりでおります。
日曜日ランチは週替わりメニューなど、ドリンク、デザートもついて¥1000で食べ放題!ですって。

日本人向けのアレンジは感じられたものの、それでも美味しい。その上リーズナブルで、接客も言うことなしの良さ。
奥にあったおトイレは手作り感いっぱいで、壁が黄色に塗られていたりして楽しかった。使い捨ての歯ブラシが置いてあるなど、アメニティが豊富なのも好感度アップは間違いなし。

毎年秋に開催される足利市内のワイナリー・「ココファーム」での収穫祭でも、ここのお料理は提供をされていて、大人気なのだそうです。
http://www14.plala.or.jp/kuwakanwatto/kuwakanwatto/index.htm

ドアを開けた途端・・・THAILANDそのもの、料理の味も美味しく思うのは市内にある「ミナトング」さんながら・・・
今回の「クワランカット」さんへも、又食べに行きたいな!!
雪の中から、心も身体もホット#59141;一気に南の国なのでした。