翌日の午前中はノンビリとして・・・だってベビ子はまだ赤ちゃんですからね。
それから皆で、益子までドライブをしました。
そしてお昼を食べたのは、王虎(ワンフー)と言うお店。
益子というのは、言わずと知れた陶器の町です。
それが近頃は随分とオシャレなお店やカフェが出来て、都会からの観光客で賑わっている様子。
以前の益子を知る私達にとっては、想像もつかない程変わってしまったものに感じられます。
それなのに中華って!?


町外れの幹線道路沿い、見落としてしまうくらいヒッソリと佇むこちらのお店は、ホントに何の特徴もない普通の中華屋さん。
でもこちらへは以前にも、息子達と一緒に訪れたことがあるのです。
店内はこじんまりとしていて、カウンターとテーブル席、その奥に広めにとったお座敷があります。
今回はベビ子も一緒だから、お座敷の方で。お座敷で食べるのはやはり家族連れの方ばかり。
お隣のテーブルからチビちゃんが意味もなく、私達のテーブルまでやってきたりして・・・なんかホノボノとしたムード#59126;
窓の外の緑も目に優しいです。

メニューを見ても、料理系の麺類がメインと非常に庶民的な内容&お値段が特徴。
頼んだものは、前回も美味しかったエビの天ぷら。満席になって調理も忙しくなったのか、かなり雑な揚げ方ながら…しかしやっぱり美味しい#59125;
その隣は、卵と何かのビーフン炒め。
ビーフンはかなり好き。でもこれは味の方もごく普通だったかな。

          

お店で人気のエビ麺は、あんかけになっています。寒い時はもう最高!・・って。
いいえ今の時期でも、大ぶりなエビや青梗菜と沢山の具が美味しいです。

牛肉のあんかけ焼きそばを一口食べたお嫁ちゃん、「これならこのお店の青椒肉絲も、絶対に美味しいはず!」ですって。
添えてある辛子をのせて食べました。

最後のがセロリー麺です。
醤油味のスープに千切りのセロリ・タケノコ・豚肉・椎茸のあんかけで、シャキシャキしたセロリの食感と味わいからエスニックなイメージのする麺。確かに癖になる美味しさだと思います。
・・・それにしても、見事に麺類ばかり食べたものですね。

銀座アスターで修行されていたという主人が調理をする中華屋さんです。
銀座アスターは、今時ありがたいって程ではないものの・・・出されたメニューはどれもきちんと修行した腕の確かさが感じられるものでした。
田舎のラーメン店なのにこの美味しさのインパクトが強烈だったから「また行きたい」って二人して言っていたのですって。
彼らが再訪したいとのリクエストから今回が3度目の来店になりましたが、改めて何を食べても外れがないお店だと思いました。
だからこそ地元の皆さんに愛される、人気のお店であり続けるのでしょう。


これで益子は終わり。
息子家族は東京へと帰って行きました…と言いたいところだけど、この日お昼の前にとても素敵なお店へも行ったのです。
だから明日もね。