蔵王連峰を横断し、山形県へとつながる山岳道路エコーラインを下りてくると、そこは上山市。
山形県南部にある上山は、江戸時代には上山藩の城下町や羽州街道の宿場町として栄えた歴史あるところ。

上山、そして先月さくらんぼ狩りで訪れた置賜盆地を望みました。
置賜は桜で有名なところだから、今度来るのは桜の咲いている季節が良いなぁ~なーんて#59120;

山形県内をしばらく、北上します。
そして、最初に立ち寄ったのは・・・雪とスイカ、花笠祭りの発祥の地として知られる尾花沢。尾花沢の道の駅でした。


この時期、尾花沢と言えばスイカ、スイカといえば尾花沢と言われる程、尾花沢スイカは有名ですね。
尾花沢でのスイカは、生産量も日本一#59138;
だから道の駅では勿論スイカの販売もされていました。


外に置いてあるテーブルも椅子も、テントまでがスイカなのは笑ってしまいましたが。。
でも今からこんな大きなスイカを買って、持って歩くわけにもいかないし・・・
その代わり尾花沢の道の駅で飲んだスイカサイダーが、甘くて美味しかったです。
尾花沢市特産スイカの果汁をたっぷり40%以上使っているので、スイカ本来の味わいを楽しめる、とてもフルーティーで飲みやすい仕上がりになっているサイダーでした#59126;

中の売店では「幻酒 翁山」も売られています。
このお酒は以前、お付き合い頂いているブロ友のyoshiさんから頂いて飲んだ事がありました。


その後立ち寄った新庄市の旅のサロン「 もがみ情報案内センター」では、夏祭りの山車展示がされていました。短い夏をせいいっぱい楽しもうとする気持ちがつたわってくるように思います。



山形へ入ると、冬の時期の積雪対策の為でしょう。道のどちら側かに、こうした雪よけの壁がずっと続いているのです。

あっという間に山形県を過ぎて・・・秋田県内へ。早っ#59125;だって山形までは、何度も遊びに来ているのですもの。



湯沢市から郊外へ少し車を走らせると、間もなく稲川町稲庭地区に入ります。
稲庭地区は日本三大うどんのひとつである「稲庭うどん」発祥の地、300年以上の歴史を誇るうどんの里なのです。
江戸時代には藩主のみ、明治時代からは宮内庁と、一般の私達には手の届かない「幻のうどん」であった稲庭うどん。
この日も、目的の店は稲庭うどんの名店「佐藤養助本店」さんでした。
5年ほど前の夏に訪問した「「佐藤養助商店・本店」の様子については、こちら#59098;
http://plaza.rakuten.co.jp/hana7899/diary/200708250000/


今回も前回と同じで何もない田舎町に関わらず、休日とあってここだけが予想もしないほど多くの車と人で混雑をしていました。

万延元年(1860)創業以来、手作業で生地を練り伸ばす、一子相伝の技を貫く稲庭うどんの専門店です。
はるばるここ秋田の本店までやってくる観光客の多さから、お店も工場もすっかり新しいものになってしまっているのでした。

多くの観光客に混じって、食事コーナーで本場の味・稲庭うどんを食べました。


今回も、ごまみそと醤油ベースのつゆと、二種類の味が楽しめる「二味せいろ」にします。セットには、いぶりがっこ等のお新香が付いてきます。
ゴマだれはショウガを入れて、お醤油の出し汁は普通に葱と七味で・・タレの味は家で作るものとあまり違いのない感じ。
しかし、艶々の美しい麺の様子をご覧ください#59130;うどんにしては細いのに、コシが強いのが良いです。
目にも涼しいキラキラ輝く麺は茹でたてなので瑞々しくて、本当に美味しい。つるっつるの喉越しです。
メニューは他に色々な食べ方が出来る、ヴァリエーションの豊富さ!
こちらは、都内でも銀座、日比谷にも直営店舗があるほどの人気店な様子。
売店をのぞいていたら…1万円もする黒帯の稲庭うどんセットを購入していた方がいたのにはビックリ。こんなの買う人いるのかなって思ったばかりでしたから。。
普通の稲庭うどんにしてみても好物ですが、高級品なので自分で購入するのは時々しか至りません#59142;
http://www.sato-yoske.co.jp/

秋田県は、まだまだ続きます。次は秋田の冬を満喫だ!ってホント!?#59063;