「八坂神社」の「長刀鉾(ちまき)」です。

名前や形は、ちまきですけれど・・・・これは食べられない。厄除けのお守りなのです。
毎年7月に京都で行われる祇園祭は、夏の京都の風物詩であり、祇園の八坂神社の祭礼です。
上の長刀鉾は、祇園祭の名物のひとつとか。。
・・・などとわかったような事を書いてはいるものの、食べられないお守りのちまきは私も頂いて初めて見たものでした。

今年はないものと思っていましたが(失礼#59142;)
京都にお住いのmiyataさんから、今月送られてきました。きっとお忙しい中で買い求められたものなのでしょう。
毎年夏、送って頂く度「もう一年が経ってしまったんだなぁ~! 毎日が同じことの繰り返しなのに、本当に短いもの」と思うのです。

私が前ブログの楽天ブログを始めたのは、今から7年前の4月でした。
一年近く続いた長い入院生活を終えて、家に戻ってきたばかりの春。
ようやく家へ帰ったのはいいけれど…どのようにしてこれから生きていけば良いのか、心にあったのは不安と心配だけ。
家から出る事もなく、ただ閉じこもるだけの毎日。そんな中で始めたのが、前日記でした。
その開設直後からお付き合いさせていただいているのが、miyataさんです。
奥様の退院、それにご自宅のお引越し直後のお忙しい中、今回もちゃんと送ってくださったのですね。

新しい厄除粽は手元に届いてすぐ自室に飾りました。
古くなった厄除ちまきは毎回、市内にある八坂神社に納めています。日曜日に行ってまいりました。


初めて粽を頂いた時に、八坂神社はどこかしらってググってみましたら・・・
なんと県内だけでも、3箇所もありました。。

お蔭で今年もまた何事もなく、無事に一年が過ぎました。
一年間家族を、私の身体を守ってくださりありがとうございました。
こうして粽を納めるのが、我が家でも夏の恒例行事のひとつとなりつつあります。

            
同包されていた西陣織のお守り袋は、淡いピンク地に兎の模様と、鮮やかな藍色のもの。
金色の糸で刺繍されている文字は合わせて「幸 福」なのです。
なんて可愛らしくて、なんてありがたい事でしょう#59130;
両方とも裏側には「月」の文字が。これにも意味があるのでしょうね。


そして一緒に頂いたのが、「赤尾屋」の京つけものです。
箱にはキチンと「残暑御見舞」のお熨斗が付いていました。こんなところ、大人だなぁ#59125;
届いた時に居合わせた息子夫婦に、また帰路の途中立ち寄りをした実家の母へもおすそ分けをして、皆で美味しく頂きました。
私は大好きな「水なす」から、お上品な塩加減がとてもいいです。
お漬物の塩分が気になる私でも、これなら大丈夫#59126;
電話で母も「お漬物がスゴク美味しくて、嬉しい」ですって。
ごちそうさまでした。
そして、本当にありがとうございました。
お目にかかった事さえないのに、こうして長く親しくお付き合い頂いているのはとても嬉しい。ありがたい事と思っております。