これも前日記のカステラと同様、2~3週間前になりますけれど・・・「宗家 源吉兆庵」の和菓子を頂きました。

先の三連休、(土曜は夫が仕事でしたので正確には二連休でしたが・・・)な~にも予定なしの我が家。
だから、今日もやってしまいますね。

まず包みを、剥がします!
まぁ、お熨斗がとっても上品#59130;繊細な松の枝が描かれた様子からは、何ともよそ行きっぽさが感じられます。
ベージュ色の箱そのものも、木目調で上品さがありました。
             

そこで今回も、身ぐるみを剥がしてみた! 箱をオープン!



中身は、「陸乃宝珠」(りくのほうじゅ) と、「朱の熟柿」(あけのじゅくし)の詰め合わせです。
どちらも季節限定の商品であり・・・
5月中旬から9月上旬までの期間限定品であるのは陸乃宝珠。そして8月中旬〜11月中旬までの、「朱の熟柿」。

陸乃宝珠はこれまでにも何度か頂いた事がありましたので・・・
岡山県産の生のマスカットが丸のまま使われているお菓子であるのは、すでに経験済み。

マスカットの王様「マスカット オブ アレキサンドリア」を薄い求肥で包み、表面をサラサラのグラニュー糖が包んでいます。
そして今回は、実測してみましょう。・・って、オイオイ#59122;


一粒のサイズは、3×4センチ。元が一粒のぶどうだけに、本当に小さいです。そしてお高い!この一個が300円近いの・・・こんなに小さいと言うのに#59142;

身ぐるみを剥がしてみた!実食してみましょう!
しかし口に入れると・・・やはりと思ってしまうくらいに中のマスカットが瑞々しい、本当にジューシィで美味しい#59125;
柔らかな求肥部分の食感はチョッとしたアクセント。コーティングされたお砂糖の部分と共に、和菓子らしさが感じられました。
マスカットは皮つきのまま使用されているので、食べるたびにパリっとはじけるような食感がスゴイです!

お砂糖の甘さにまけない程、マスカットが甘くて瑞々しさも強い・・・この味わいは、絶品!と言って良いものに思えました。
何度食べても、感動ものですね。
ちなみにオンラインショップでは、陸乃宝珠はすでに売り切れとなっていました。
http://www.kitchoan.co.jp/online_shop/index.php


ひとつずつ茶色の竹籠に入れられている朱の熟柿は、ツヤツヤした本体の形、鮮やかな色合いにしても深紅の熟した柿です。
生菓子と表示されている通り、口に入れると・・・濃厚な柿のフレーバーと甘み。こちらもかなり瑞々しい食感が楽しめました。
熟した柿ならではの濃厚な甘さをいかした、トロリ滑らかなのど越しの和風デザートは・・・まさに贅沢な柿のジュレ。ソフトでありながら上品も感じられました。

どちらも素材そのものが宝石のようなフルーツなのですから・・・そのまま食べても、じゅうぶんに美味しいもの。
そこにひと手間加えた事により更に美味しく、自然のもつ旨味が際立つ出来となっているように思えます。

我家にしたら自分用にしても、思い切らないと買えないものだがら・・・
だから余計に贅沢な気分にさせてくれる和菓子なのです。


前回頂いた源吉兆庵の夏限定ゼリー「金魚」の、日記はこちら。
http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2012-07-18-2
M様、何時もご馳走様です。