頂きものシリーズは、まだ続くのであった。

                     

紙袋のデザイン通り・・・お店のテーマカラーは白と、若草色の二色。
パッケージは「ASTERISQUE(アステリスク)」のロゴが、並べられています。
店名の「アステリスク」は、フランス語で「小さい星」を意味するのだとか。そしてトップの「✻」マーク、このマークを形づくっているものをよく見れば・・・それは6本の「フォーク」です。そこからも、店の遊び心は強く感じられるものですね。


早速、「身ぐるみを剥がしてみた!」
高さのある真っ赤な色合いが特徴的な箱。これがまた、オシャレ~#59130;


勿体つけずに、もう一度「身ぐるみを剥がしてみた!」
中身は細長い(23x4.5センチ)長方形をしたホールサイズのパウンドケーク。パウンドケーキではなく、ケークと呼んでね。


ビジュアル的にはとにかく強力!強烈なインパクトのケークは、一目見るとビックリします#59142;

スタイリッシュな「ケイク・ルージュ」は・・・カシスのジャムとマロン入りの生地の焼き上がりに、カシスのシロップをたっぷりしみこませて・・・そこへカシス色のフォンダンをデコレーションした。

カシス色をした赤い色のケーキって、意表をつくものと思えるもの。
上にかかっている線状の真っ赤な色のフォンダン、アクセントとして加えてある緑色のピスタチオ。
スィーツしては色合いが強烈すぎる感じで。。。ある意味、芸術品に近いかもって思えてきました。

では実食します。
と言っても、華やか過ぎる外見から・・・戸惑いも少々あり。。
花にたとえるなら、蘭の女王様・カトレアを思わせるようなハデハデな色合いなのですもの。
                  
ホールサイズのパウンドケークは、ケークに対して人一倍思い入れが深い和泉シェフによるオリジナル型。特注品である23cm×4.5cmという細長い形ですが。。。
それは単に見た目がスタイリッシュというだけはなく・・・・
ケークは水分を抜かずにいかに早く焼くか、熱で乾燥させないよう早く冷ますかが大事。そのため必要な道具や機械類も研究してきた和泉シェフの出した結論・・・・火の通りが早く、焼く時間が通常の半分程度ですむという今の型にたどり着いたのだそうです。

ケークは背の高い長方形をスライスして、小さく切って食べるタイプです。細身なのでカットするとかなり小さめサイズになります・・・。
上品な甘さの生地にカシスジャムの甘酸っぱさが加わって・・おお、これはまさに!女子が好みそうな感じ#59125;
かねてから私が思っていた・・・焼き菓子は端っこが香ばしくて一番美味しい。その面でいっても、焼き型の造りそのものの表面積が多くなった形なのだから、端っこの香ばしさも十分すぎるくらいに味わえると言うものです。
                 

焼き上がりはホロホロしているのに、時間が経つとシットリとしてくる独特の食感。
味のバランスをとるシロップと、上に飾られたカシスのフォンダンからくる甘さ。アクセントの香ばしいピスタチオの食感も好き#59130;

昨年の5月、代々木上原にオープンをした「ASTERISQUE」は、調布の名店「サロン・ド・テ・スリジェ」のパティシエを長年務めた和泉光一シェフのパティスリーです。
和泉シェフは、2005年ワールドショコラマスターズ日本代表・総合3位、2006年WPTC日本代表キャンプテンを務めるなど…パティスリー世界大会受賞歴を誇る、数々の国際コンクールで活躍してきた実力派だそう。
スイーツ界では有名すぎる和泉光一さんがオーナーパティシェを務めるお店と言う事なのですね。

息子一家の昨年のクリスマスケーキは、こちらのお店のものにしたのだとか。
濃厚なアプリコット風味を楽しめるケーキに、栗のパウンドケーキ。。・・・。その他にも生地に生クリームを巻いただけの「上原ロール」等。
色とりどりのケーキが並ぶ店内は、素敵そのものでしょうね#59126;
http://www.asterisque-izumi.com/about/patissier/
アステリスク




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