昨日の午後、駿河湾の戸田沖で釣れた、大物のオニカサゴが届きました。
ジャーン!

どうよ、どうよ、
ビッグサイズなものが二匹もです。

週末のチビ子台風について書きたいところながら、新鮮なうちにまずはこちらを。
台風と言いましたけど、本人が特別にウルサイとか手がかかるという事ではなく。。周囲にいる私達側の興奮と喧騒と言う意味ですので、本人の名誉の為記しておきます。

夫の二十年来の友人であるMさんが日曜日に釣り上げた・・・とのカサゴです。
えっ、 カサゴって高級魚じゃないかって?

カサゴと言えば、私も同行した静岡県の戸田=現在は沼津市。戸田は小さな町、小さな漁港です。
それから、こちらもMさんに誘われて家族で行った、小田原の早川。早川港からのの鯛釣り舟に家族で乗船した時にも、鯛と共に釣り上げたカサゴの記憶が残っています。

カサゴは顔周りと背ビレに毒を持つそうで、釣り上げたら即、顔のトゲ部と背ビレはハサミでカットするとか。。
Mさんは年に数回、超新鮮なトレトレの一本釣りの貴重なお魚を送ってくださるデキタお方#59120;
その度に近所のスーパーの鮮魚コーナーまで持ち込みをし、さばいてお造りにしてもらっている我が家でした。
今回もそのつもりで発泡スチロールの箱と、お刺身用のお皿を持ち、二人で行ってみたのですけれど。。
本店からの指示でもって、今はそこまでは出来ないとの事でした。
それでも三枚おろしまでは、OKとか。

新鮮な素材は手を加える事なく、こうしてシンプルに頂きたい。新鮮な魚はやはりお刺身が一番#59125;
盛り付けも含めてやったのが何分にも素人。白身のお魚なので、見た目&色合いは地味ですが・・・


スゴイ豪華!!
プリプリ、しこしこ・・・美味しい#59126;言う事なし!の美味しさでした。
薄造りとは程遠いこの厚み。お店のものの2倍以上はありますね。
日本料理店で食べたら、何人前になるのでしょうね。

ビールを飲みながら・・・食べた、食べた~~!
お刺身って見た目に反して、案外それだけでお腹いっぱいになるものです。
もう十二分に満足しました。

捌いたカサゴはせっかくなので、骨ももらってきておきました。お刺身で出た中骨やヒレにはハーブソルトをふってから片栗粉をまぶして・・・唐揚げにしちゃいました=骨せんべい。
                
これもシンプルで美味しかったです。ただサイズが大きかったから揚げたては良かったものの、少し経ったら固くなってしまい骨まではチョッと無理でした。


小さい方は、お頭付きで煮つけにします。
こちらもウロコとエラ、内臓は取った下処理済。
小さいと言っても体長が30センチはあったのですもの、お造りにした方って50センチ超えのビッグサイズ?

大きな頭、迫力のお目々がチャーミングだわ#59144;
家にあるお鍋では間に合わず、中華鍋を使って煮ました。
ひっくり返して、取り出す時に、身が少し崩れてしまったのはご愛嬌。二匹分の肝が添えてあります。
昨夜は煮魚までは到底至らず・・・一緒に煮た肝だけを食べて、あとは今夜のお楽しみです。
プリンとした肝も美味しかったなぁ#59125;
甘辛いつゆをからませて、ご飯がすすみますね。
まるまる一匹大きな魚だから、食べごたえタップリなのです。

カサゴは白身にしては脂が多く、大変に美味いお魚。
元来、冬場が 旬とされていましたが、実は夏場が旬とか。
海のないところに居住していると、余程の事がないとお目にかかる機会もなく。鮮魚売り場や魚店と言うより、高級和食店の味なのです。
Mさん、何時もありがとうございます。
今回もまた、お魚の美味しさを再認識させて頂きました。
出来るならあと二日早く、息子達が来ていた時に間に合ったらもっと良かった!なんちゃって。