連休初日である今日は・・・・
ローカルスィーツネタをふたつ。

まずは地元足利から、足利銘菓の「草雲羊羹」です。

小豆色の包装紙に貼られている赤いシール、これこそが店名の由来となった・・・「田崎早雲」の雅印。
田崎早雲は日本の画家で、名は芸、字(あざな)は草雲。
司馬遼太郎の著作「喧嘩草雲」のモデルになった人物である。彼は84歳で亡くなるまで足利公園内に居住し、創作を続けました。

日本人の精神文化や芸術文化に多大なる影響を与えてきた霊峰、富士山はこのほど世界文化遺産に登録をされましたが・・・。
田崎草雲も富士山に魅せられた画家のひとりとして、富士の絵を数多く残しているそう。。。
足利市内の「草雲美術館」に、草雲の代表作のひとつで、栃木県の文化財に指定されている「冨嶽図」をはじめとした・・・富士山を描いた多くの絵画が展示されているとの事。
地元の人々も、彼の功績を後世に残そうと努めたと言いますが・・・今残っているのはこちらの「早雲羊羹」のみ。

また、練り羊羹の製造手法として・・・現在では定番と言える。アルミチューブに流し入れ固める羊羹の製法は、真空パックだから日持ちのするものながら・・・。
練り上げた羊羹を広い容器に流し入れ固め、その後カットする・・・伝統的な練り羊羹の製法。それを守り続けているのが早雲羊羹なのです。
手間のかかる作業により、伝統製法を今も守っている店は全国的に、珍しいものとなってしまったとか。。

                  
そんな足利銘菓「草雲羊羹」を、なぜ私が知っているかと言いますと…以前住んでいた家のお隣の奥さんが、草雲堂さんの娘さんであった関係から。。。
それからは足利へ足を延ばした折、買って帰ってくることが多く思えます。

草雲羊羹本舗

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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「まず水羊羹の命は、切り口と角であります。」
・・・作家・脚本家である故・向田邦子のエッセイ「水羊羹」は、この一文からはじまる。
羊羹ではなく、水羊羹ながら・・・いかにも彼女らしい、「食」に対する鮮やかな切り口に感心した記憶があります。

次は、「幸楽苑のなめらかプリン」。
幸楽苑は福島県郡山市に本社をもつ・・・・早い、安いがウリのラーメン店チェーン。
全国的にチェーン展開をしているから、ご存知の方も多いのでは?
先日「、チョッと出かけてくる。お昼はいらないから・・・」と一人出かけていった夫。
用事はすぐに終わったものの、お昼はいいと言ってしまったから、幸楽苑でラーメンを食べてきたのですって。
そしてテイクアウトしてきたものが、「なめらかプリン」なのでした。
              
会計の時見えたから、買ってきたそうです。
ラーメン店でプリンに遭遇するとは、思っていなかったものの・・・2個入り360円がフェアで安くなっていた為、「はい、お土産!」って。


勿論、食べますとも!
こんな些細な事でも、嬉しい#59126;
2個パックの箱の中には、プリン・カラメルソース・スプーンが入っていました。
カラメルソースが別添なのは嬉しい。
福島県産の牛乳と厳選した素材で作った、とろけるプリンはお持ち帰りOK#59125;
                    
これって、店内のお子さまメニューで提供されているプリンのようです。

ラーメンを食べた後に、アッサリとしたプリン!この味となめらかさは大人でも満足するものに思えました。
せっかくの三連休とは言え、明日から雨模様になってしまうよう。
我が家は関係なくて、夫はお仕事。今日の私はお留守番なり#59143;
せめてどこかへランチくらいは食べに行きたいな。