白い花咲く蕎麦畑ごしに・・・ぼんやり煙って見える那須連山。

那須には2週間前に来たばかりながら、せっかく来たのですもの。今回は、那須街道を湯本まで上がっていってみましょう。
お昼を食べて、「他に何かリクエストは?」と聞かれたから・・・
「私も、足湯くらいしたい」「それから甘いお菓子も食べたいし、ススキが揺れる景色も撮りたい。真っ赤な彼岸花の写真も良いなぁ…」って、欲張りすぎ?

        
この前はあまりの渋滞ぶりに、ずっと手前で帰ってきてしまったながら…午前中大荒れな天候であったのが幸いし、快適な走りであっと言う間に湯本到着。
市営駐車場に車を置いて、外に出ただけで香ってくる~~。硫黄泉のいい匂いがしてくるのです。
那須湯本温泉は那須七湯のひとつであって、那須で最も古い温泉である。


昔、傷を負った鹿がこの湯で傷を癒したところから「鹿の湯」の名がついた。 その名前を受け継ぐのが共同浴場「鹿の湯」。
那須の観光名所、九尾のキツネ伝説で有名な「殺生石」のすぐ真下、湯川沿いにある鹿の湯の建物。
            
湯本のシンボルとも言える温泉神社も、そのすぐお隣りなのです。
湯川をまたぐ形で湯小屋があり、その浴室から流された使用済みの湯も、匂いの元になっていると思う。
http://www.shikanoyu.jp/
休日だけに、周囲には駐車している車が沢山。今日も激混みの模様です。
かつて私も、一度だけですが入浴した事がありました。
お休みの日はとにかく激混みと聞いていたから、訪問したのは真冬の厳冬期。その上、朝一番である8時前から車の中でスタンバっていたのです。そう思うと自宅を出たは6時前後という事、あの頃はそんな早起きも出来たとは・・・若かったのね#59122;
そして常連さんと思える方々がそれぞれ持参していたもの。
それは専用マットに、マイひしゃく、入浴中に飲むペットボトルのお水であった。
自称温泉マニアであった私も、その徹底ぶりには驚きました#59122;


それに引き替え、現状は…簡単な足湯中ナウ~#59127;
足湯小屋の中からも見える温泉神社。
熱過ぎて夫に水道の水で薄めてもらったものの、気持ちがいい#59126;
浸かった後見たら、赤く色が変わってしまっていた私の両脚。足湯だけにしても、那須の温泉は効くわぁ#59125;

湯本からの下り、サスガに反対車線は渋滞をしていました。
チェックインの時間に合わせて、これから宿やホテルへ向かうのでしょう。
これから温泉にご馳走、そして乾杯って、良いなぁ~と思ってしまう~。う、羨ましいぜ!

リクエスト通りに帰りの途中、「お菓子の城」をのぞいたりして・・・
            

それでも、そろそろ帰りましょうか。

別名、アジサイ街道とも呼ばれているこの通り、咲いたままの姿でドライフラワー化してしまったアジサイに混じって、季節外れのアジサイもポツリポツリと咲いているのであった。


すでに稲の刈り取られた田、まだこれからといった黄金色した稲田が隣り合っている・・・風景が続く。
目を遠ざけてみれば・・・蒼い山並みが続き。。その周囲では雲が流れている。
・・・かくして季節は、本格的な秋へと進んでいくのでしょう。



今夜は「仲秋の名月」です。
「十五夜」と「満月」が同じになると言う。
秋は空気も澄んでいるから、ちょうど見やすい高さに月が見えるはず。
今夜、どうかよく見えますように#59125;

お月見と言ったら、忘れてはならないススキ。

納得のいくものは撮れませんでしたけれどね。。。