辺り一面に、キンモクセイの香りが漂う季節です。
先週から、姿がなくても・・・思わず周囲を見渡して・・・その姿を探してしまっていた・・・


キンモクセイは、葉の付け根にオレンジ色の小さな花を密集してつけます。

ちょうど今頃の時期、あちらこちらから甘い香りが漂ってきますが・・・香り だけではなく、集まって咲く小さな花と、濃い緑の葉の対比はとても鮮やかです。


              
4枚の花びらをもつ5mmくらいの小さい花から、甘い香りが漂ってくるのでした。



家でもこのところ、あまり花をつけない事が何年か続いた。。

しかし、今年はこんなに!

全く気配を見せないでいたと言うのに・・・日曜の夜、突然に気づいたのでした。



香り高い花を咲かせる花木は他にもありますが・・・秋を代表する香る花木といえば、キンモクセイでしょう。
この花の放つ芳香は日本人に馴染み深いもの。

始め鮮やかな緋色である花は・・・徐々に薄くなり・・・変色し・・・やがては、散る。
最後。あたり一面をオレンジ色の花で染めていくのです。

樹皮の様子がサイ(犀)の皮膚に似て、金色の花を咲かせるので「金木犀(きんもくせい)」の名前で呼ばれるとの事ながら・・・。
           
「金木犀」に対して、白い花色の「 銀木犀」もあって・・・しかし銀木犀は希少のような気がします。香りは弱いのだけれど、銀木犀も好きだな。



またも最高気温が30度近くまで上がった、昨日でした。

食べて美味しく思えた・・・・新高×豊水と幸水の交配種である梨「あかづき」。
                               
一個が500グラム以上の大玉になる品種は、9月下旬から収穫が始まります。
「新高」と「豊水」を交配してできたものに、「幸水」を掛けあわせて育成された赤梨なのです。

食べてみての感想は・・・
果汁が多く甘味が強いので、かなりジューシー。白い果肉は、シャリっとした歯ざわりをしています。
全体的にまったりとした甘さを強く感じさせてくれる、とにかく甘い梨でした。