先月、仕事で沖縄へ出張をしていた息子。またそれが長期間にわたった為、こっちゃん連れで名古屋へ遊びに行って来たお嫁ちゃん。
そんな二人のmix土産が、先日届いていましたので…紹介させて頂きますね。

        
まずは沖縄と言えば誰もが知る、「沖縄そば&ソーキそば」の麺セット。
沖縄そばにも地方によりいろいろあり、八重山そば、宮古そばなど・・・麺の太さや盛り付け方がそれぞれ違っている模様ながら。。
沖縄そばは明時代の中国を経由し、琉球王国に宮廷料理として根付いた麺料理。
だからそばといっても蕎麦粉の入っていない麺、中華そばといった方がわかりやすいかと思われます。
豚の三枚肉の味付けしたもの、そこに蒲鉾・錦糸卵・ねぎ・紅しょうが等・・・これがいわゆる「沖縄そば」。

それに対し豚の骨付き肉を味付けした=「ソーキ」がのったら、「ソーキそば」の名称に変わるのです。
沖縄では、島とうがらしを漬けこんだラー油を垂らして頂きます。
沖縄産ヨモギ=フーチバーを薬味として、のせて食べるのも美味しいものです#59126;


        
タコスの具である挽肉・ チーズ・レタス・トマトをご飯の上に載せた沖縄料理。辛みをつけたサルサソースが特徴である・・・1980年代に沖縄県金武町(きんちょう)で誕生したタコライス。
もはや普通にスーパーの棚に並んで売られているタコライス。またファーストフードのメニューにも載っている食べ物ののひとつです。
面積の約60%を米軍用地(キャンプ・ハンセン)が占める金武町、数年前に訪れた時はまだ早朝であった為か、どこもお店がやっていなくて食べることは出来なかったけれど。。
いかにもアメリカンな雰囲気が漂っていた街並みが印象的でした。
「タコス」の旨味と「ライス」による腹持ちの良さ。その良い部分をいわゆる「ちゃんぷる~」して出来たのがタコライスなのでしょうね。
↑は賞味期限がまだ先なので、食べてはいませんけれど。。

                         
次はなぜか大阪土産。大阪経由で行ったから? 小倉屋さんの「浪速名産 をぐら昆布」。
汐ふき昆布、かつを昆布、ごま昆布、磯昆布の詰め合わせです。
「を」と表記している仮名遣いからも、老舗であるのが感じられました。
大阪と言ったらこれまでは「粉もん」文化と思っておりましたが・・・昆布の街でもあったのですね。
大阪は江戸時代より昆布の集散地として多くの昆布商が軒を連ね、だし昆布や細工昆布が盛んに売り出されていました。当時から昆布は大阪名物のひとつとされていたようです。
 「大阪の水質が昆布だしを取るのに適していた」「大阪で昆布加工が発展したのは堺打刃物があったから」など、大阪と昆布の関係を語るエピソードは数多く、大阪の食を語る上で欠かせない存在とのこと。
どおりで今放送中の朝の連ドラでも、昆布の登場が多い。それも納得の思いがしました。


沖縄そば&ソーキそばの麺セットをお昼に食べてみました。。
   

感想を一言で言ってみるなら・・・
なんと言ったらよいのか、沖縄のローカル色豊かなあの場で食べる・・・その非日常感が醍醐味なんだなぁって思ってしまいました。
でも決して不味かったわけではないのです。

            
〆は名古屋グルメのひとつである、きしめんの登場です。
まだ2歳になったばかりのこっちゃん(=孫)連れで、名古屋グルメを満喫してきた。・・・相変わらずパワフルなお嫁ちゃん。

半生もちもちの大竈味噌きしめん。中身は半生のきしめん、濃い八町味噌の味噌だし、京七味入りで・・・
こちらもこの冬ずっと在宅する夫のお昼ご飯として、活躍の予感がします。

ワールドワイドならぬ日本全国の味が、居ながらにして楽しめるって素敵ですね#59126;
本音を言えば、どこも行ってみたい場所ばかりながら。またそんな機会もあるかと思っていますので。。。

来週の「冬至」を境にして・・・これより日脚は伸びていく。。今はまだ春が待ち遠しい毎日であります。