乗車した仙台から1時間半で終点の秋田駅に到着しましたが、時刻はまだ午後の1時。これから青森行きの特急に乗り、更に北上するつもりです。


秋田駅と、終点・青森駅をつなぐ「特急つがる」
秋田駅から広大な干拓地である八郎潟、東能代を通過し青森を目指す「奥羽本線」。途中の東能代までは二度ほど乗車した「リゾートしらかみ」の乗車区間とダブります。
市街地である秋田、青森もまだ11月ですから全く雪の気配はないものの・・・少し郊外へ走ると、白い雪を目にするようになってきます。

二ツ井は、世界自然遺産である・・・白神山地の玄関口。
内陸の「大館」は、「きりたんぽ」と「忠犬ハチ公」の故郷との事です。
更に進んでいった「錠ヶ関」は、シッカリと積雪があり。。


地面の白く変わった様子から・・・ひと足早く冬を迎えた北国の冬景色を楽しみました。

子育て中は休日もないくらい企業戦士であった夫と、秋から冬へと移行するこんな時期に・・・列車で旅をする。
または病気になった後の、長かった入院生活の間には、想像さえしなかったけれど・・・。



秋田駅では駅弁を購入する時間さえなくて、その上「「特急つがる」には車内販売もないとか。
                  
仙台駅で買ってきた・・・「たまご舎」の赤ちゃんのほっぺのようなふんわり柔らかなお菓子…その名もズバリ「たまごがふわり」をパクついて我慢しました。

弘前周辺の通過時には、津軽富士=岩木山の姿を探したものの・・・雲に隠れてしまっているのか全く見あたらず。。
赤いリンゴの実はもう当然ないけれど、リンゴの木が続く風景だけでもそこに「青森」を感じてしまうものですね#59126;

そうする内にも列車は、終点の青森駅に到着。
この夏に降り立った時とは違った空気を感じます。これから迎える長い冬の、厳しい寒さが想像されます。
それは旅人の、勝手な思い込みだろうけど。。


新青森から並行して同時くらいに入線してきたのは、函館行きの「スーパー白鳥」です。来年夏にはこちらへも乗ってしまう予感が!だから待っていてね。

高架橋の上から眺めた「青森ベイブリッジ」、その先には青森港。青森のシンボルタワーである「アスパム」も見えます。


時間的にはまだ早いものの…この日のホテルは駅から離れているのだから。
それでも雪が降っていなくて、ホントに良かったわん。
積雪があったらと考え、出発前にホテルの位置をストリートビューで何度も確かめたくらいでしたもの。
今回3泊した中でも破格の宿泊料金であった、青森のホテル。これが意外なヒットであったのは嬉しい誤算なのでした。
レポはまだまだ続きま~す。