リゾート列車尽くしであった、この一日。
朝一番に乗るのが、8:19分発の「仙台ジパング平泉」号です。
          
JR東日本盛岡支社が「いわてデスティネーションキャンペーン(いわてDC)」に合わせて、2012年4月から運行を開始した・・・ジョイフルトレイン「ジパング」。
駅では「おもてなし」サービスの一環としてなのでしょう。
戦国武将のコスプレをした若者=「仙台おもてなし集団 伊達武将隊」さんが皆さんと記念撮影中。
ふふ・・・せっかくなので、私達も便乗してしまおうっと。

                                
リゾートみのりのお見送りには、宮城県観光PR担当係長である「むすび丸」も出陣していました。
豊かな食と文化に恵まれた宮城を「おにぎり」で表現し、「伊達」を象徴する伊達政宗公の兜の飾りをつけて擬人化した、仙台・宮城観光PRキャラクターだそうです。
「笑顔咲くたび 伊達な旅」キャンペーン期間中であったから!?


他にも横断幕を持って列車を見送ってくれた、仙台駅の方々。ありがとう#59125;
マルコ・ポーロの著作「東方見聞録」の「黄金の国 ジパング」のモデルとなったのが、平泉の中尊寺金色堂である事から名づけられたと言う。
伝統的な日本画の手法をイメージした・・・墨色・ねずみ色・金色を金色をアクセントに使った格調高いデザイン・・・・。一言で言ったら、黒色を基調ベースにした車体。そこに特徴のある「ジパング」のロゴマークが描かれています。
全体的には、「落着き」「重量感の中にある、さりげない煌びやかさ」・・・がテーマだそうです。


「ジパング」で、最も知られているのが・・・1号車、4号車の車両スペースにある豪華なデッキ部分です。
両側にモニターがあり、映像と光で、観光地・平泉を。岩手県の観光地を紹介していました。
壁は秀衡塗りのような・・・金箔と漆塗りでイメージされていて、平安が表現されているのだそうです。
世界文化遺産「平泉」への旅の期待感を高めてくれる、豪華さが感じられます#59125;


旅の助走・・・・盛り上がる気分!なんちゃって!
列車は4両編成で、1、4号車が指定席。2・3号車は自由席になります。

1、4号車の座席は全席窓側で、車両の外側に向けて座席が配置されているのは、観光列車らしい特徴に思えました。
大きなテーブルが固定されていて、フロントガラスと両側のガラスが大きいので抜群の展望です。
朝からビール、いってしまっている方も数人見っけ#59025;

運転席側には、リゾート列車に付きものであるフリースペースが用意されています。対して自由席は全く普通過ぎるシートでした。

ジパング乗車後すぐにイケメンのお兄さんが配っていたのは、観光パンフレットと「黒糖マカロン」の入ったビニールバッグ。

                                        
爽やかなイケメンは良いわねと思っていたら・・・配布が終了したのか、松島駅で下りて手を振っていた。お疲れ様です。


乗車後しばらくして目の前に広がるのが、その松島湾です。


しかし通り過ぎるのは、早い。
もっと、海が見たいなぁ~!って、ご安心を。ずっと海沿いを旅する一日ですので#59126;


私達のお隣に座ったのは、「なん歳?」と聞いたら「「4歳」と答えてくれたおチビちゃん。一緒にいたのは、年齢的にみて曾爺ちゃんかな?
でもとてもシッカリとされたおじいちゃまです。
可愛いチビちゃんはサンドイッチを食べたり、頂いたばかりのマカロンを食べたりして・・・列車の旅を楽しんでいる。お利口さんでした。


宮城だからササニシキでしょうか。田園風景が続きます。

1時間半ほどで、県境を越えた「一ノ関」に到着。
終点の平泉まで乗らなかったのは、乗り継ぎの関係から。。
          
プロモーションビデオが流されている・・・デッキ部分の画像でお終い。。


眺めの良い、電車の旅でした。 乗車するだけで、チョッと豪華なムードが味わえるのは魅力だと思います。
その時には是非、指定席をゲットしてね#59125;

続きます。。