茂木でお昼にした「そばの里まぎの」さん。入口のところに名前を書く紙が置いてあって、そこに記入はしたものの・・・人気ゆえ一時間近い待ち時間がありました。
          
そこでその待ち時間の間に、もうひとつの目的である棚田を見に行ってしまおうって事に#58974;


ご存知・・・棚田マニアである私。
え!ご存じじゃないって!?
こう見えても・・・四季を通じて様々な表情を見せてくれる、棚田の風景が大好きなんです。
これまでも旅先の各地・・・新潟や長野で。
石川県の千枚田、千葉は鴨川の「大山千枚田」等・・・あちこちで棚田の写真を撮るのを楽しみにしていました。


山から山へ。山に分け入っていき、棚田に到着。

          
目の前に広がっていたのは、「石畑の棚田」です。
以前道の駅で伺った・・・情報によりますと・・・
「棚田を見に行きたいのですが、お勧めはどちらでしょうか」と聞いた私に「山に挟まれた茂木町の集落における水田。その大半は棚田を形成しています。だから基本的には、どこへ行ってもあるのは棚田なんです」って。


時期的には「実りの秋」であったが、ほとんどの田で稲の刈り入れは終わってしまっていた#59136;
それでも今では刈り入れから乾燥まで全てが機械なのだから・・・こうした天日干しの光景も珍しく思える。
昔からの伝統農法である「はぜかけ」。
「はぜかけ」は、太陽の光と自然の風により稲を2週間ほどかけてゆっくり乾燥する・・・「お米と自然にやさしい乾燥方法」。

                        
空が高いです。
山あいから吹き抜けてくる風が心地よく感じられました。
気持ちの良い秋風は、心も身体も癒してくれるもの。
関東平野の端っこだけど、県内にまだこのような光景が広がっている。そこでまだお米作りが行われているって、珍しい光景に思えてならない。

「日本の棚田百選」に選ばれているこちらの地区。年会費3万円で、約100㎡のオーナーになれる棚田オーナー制度を取り入れて頑張っています。
オーナーになると、田植え、草刈り、稲刈りなど、年間を通じた農作業の参加がOKだそうです。
目指していた棚田の保存だけでなく、結果として・・・都市. 農村間の交流も大きく進むようになったとの事でした。



同じく 自然の地形を生かした昔ながらの水田地帯、こちらも「日本の棚田百選」のひとつに選ばれている「国見の棚田」です。
国見は、茂木町に隣接した那須烏山市の南端に位置した山間地域。
那珂川から吹き上がる気流の関係から冬季でもあまり霜が降らず、露地みかんの北限地にもなっているのです。


少量ではあるが、ここでも彼岸花は満開であった。すぐお隣には・・・かかしさんの姿が。


近くでは、ススキの穂が風に揺れていた。

往復の道中では野焼きの風景も見つけました。

日差しは強いけれど・・・秋の風情満点の光景#59126;

一日で、秋を堪能です。

次回へ続く。。