栃木で、トレトレの魚と言えば鮎。魚釣りと言えば・・・これまた、鮎を指します。


北部の那須岳山麓を源とし、県東部を流れて・・・茂木町からは更に東に向かい、茨城県内を流れた後・・・太平洋へと注ぐ・・・清流・那珂川。
そんな那珂川流域で見かけるのが・・・川に足場を組み、木や竹ですのこ状の簀や籠などを張り巡らせた簗(やな)。


この簗は、本当に小さなものだけど・・・・。
上流から泳いできた魚を捕獲するための観光簗が川に設置され、その脇では捕れたて鮎の塩焼きを楽しむ客の姿が見られる。
そうした光景を私達は当然のものと思っていたのだけど・・・他県から来た方には珍しいものとか。
天然鮎を含め、放流鮎釣りを楽しむ釣り人が目につく・・・初夏から初秋にかけての解禁シーズン。等・・なにもかもがローカル色あふれて、長閑な空気が漂っていると感じられるものです。


          
先々週に出かけてきた・・・旧黒羽町の入り口に位置するお店「高橋商店」。ここで作られて店先に並ぶ、鮎の甘露煮が絶品なのだ#59125;
今回のドライブの目的はと言えば、コレ!
あるきっかけからこの味を知って、その後は何度もお邪魔しています。しかし遠いから、そう頻繁には買いに来られません。
     

先日、友人から頂きものをして…そのお返しをという訳ではないのだけれど。。この甘露煮を買って帰り、彼女にも食べさせたかったのが来店の理由でした。

店先に沢山並ぶ、持ち帰り用の鮎の甘露煮。
この辺り一帯は、天然鮎の塩焼き、甘露煮を業とする店が数軒軒を並べます。けれどなんと言ってもお気に入りは高橋商店の甘露煮なのです。
5尾くらいで1束になった炭火焼き鮎も魅力ある一品。でもご予算の関係から、今回はやめておきましょう。写真だけ撮らせて頂いちゃいましたが#59143;
                                    
亡くなった父は鮎の塩焼き、それもこの形になったのが大好きでした。形的にも惹かれるものがあったみたいで・・・
一目見て、母に「買って帰るぞ」と威張っていた姿が思い出されました。

鮎はサイズと、子持ちであるか否かでお値段が変わってくるのです。
骨も柔らかで、頭の先から尻尾まであますところなく食べられる・・・新鮮な鮎と秘伝のタレで丹念に仕上げた味わい深い逸品#59130;
デパートによく出店している・・・有名店〇〇のものと比べて、どちらかと言えばこちらの味が好みかな。。。

家でも食べたいので、自宅用は小さいサイズのパックを買い求めました。
          
自宅用のは、こんなショボショボだけど#59136; お土産用は立派な折詰入りを買いましたよ#59125;
次回はもう少し奮発して、子持ちの鮎を買いたいです。
棚の上に並んでいた、天然ウナギの白焼きも肉厚で美味しそうでした。。買おうか、どうしようか。ジーッと悩んで・・・結局やめた。天然ウナギは高価過ぎて、お財布的にやさしくなかったからです#59142;
http://www.ayukanroni-takahashi.com/
高橋商店

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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