松江からは、次の目的地である出雲を目指しましょう。
左手に宍道湖を眺めながら・・・しばらくのドライブです。


走る車がもとにかく少なくてノンビリとした道中が続く。。


時刻はまだ2時前、二日目の今日は時間もたっぷりあるのだ。

…ところで宍道湖と言えば、有名なのが、宍道湖七珍(しんじこ しっちん)です。
島根県の東北部に位置する宍道湖は、淡水と海水が混ざりあう汽水湖だそう。。


東西約17km、南北約6km、周囲長47kmの横に長い長方形の湖は、松江市をはじめとした各水域で、季節ごとに海水の混じり方が異なると言う。
その宍道湖で獲れる魚介類の中から「宍道湖七珍」と称される・・・郷土の味覚が誕生しました。
宍道湖で獲れる代表的な7種の魚介類(スズキ、モロゲエビ(ヨシエビ)、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミ(ヤマトシジミ))を指しますが・・・

何分にも節約旅である我々。カッコ良く言うなら、ECOな私達!なーんてね。
モロゲエビは最後の米子の夜、塩焼で食べたのがそうだったのかしら?よくわかりません。
しかしサスガに、シジミのおみそ汁は飲んできましたので。。
宍道湖畔にそびえる道の駅「秋鹿なぎさ公園」内にある展望喫茶レストランで休憩をしました。
壁一面がガラス張りとなった二階席、窓際に続く長いカウンター席から宍道湖を一望して、宍道湖産の大和シジミのおみそ汁を頂く。
            
おみそ汁だけではと思い、追加でオーダーしたのは小倉トーストでした。
なんか変な取り合わせ!?
しかし昼下がりの午後。
目の前に広がる宍道湖の風景を眺め・・・抜群のロケーションを楽しみながらの一杯は美味しい#59125;
・・・こうして人の少ない平日に出かけられるって幸せです。
その上、シジミのお出汁の効いたおみそ汁は美味しかった。本場ならではの味と申しましょうか。
一見したらシジミの姿が見えない。しかし黒い中粒サイズのシジミがシッカリと入っていて、旨みもちゃんと出ておりました。
使われているお味噌の味わいは、関西だから白味噌かなくらいで・・・そう違和感を覚えないところが不思議です。

吹く風によって、荒だつ波の激しさから、これまるで海じゃ!と感心したり。。。


また流れる雲の影響で、湖水の色合いも変わっていきます。

そうかと思えば・・・穏やかに静まりかえった湖面。


陽の光を受けて、キラキラと光った美しさは特別と思った。

約一万年前に形成された・・・との景勝地は、日本百景のひとつ。

出雲の地と、生活に密接した湖のように感じました#59130;

そうする内に、目的の出雲大社に近づいたようです。

続きますね。