ぶらり瀬戸内海旅の3日目。
ボンヤリ曇りがち、小雨は降っているものの…前日から降り続いた雨はどうにかなりそうな気配。
いよいよと言うか・・・ようやくの四国です。


瀬戸内海を渡るルートは幾つかある中で・・・淡路島経由の明石海峡大橋は以前利用しているので、最初から外しました。なんでも新しいものの方が好きなんです。
行きは瀬戸大橋で渡るルートを選択、そこで前泊地に倉敷を選んだのでした。
     
          
帰路に通った「しまなみ海道」も同じながら・・・この光景はかなりの迫力です。橋が見えてきた瞬間、二人揃って「おお!!」と声に出してしまったくらいでした。

目の前で次々と展開される絶景に、テンションが上がります。


本当はもっと綺麗な海が見たかったけれど、仕方がありません。
その為に町内会の運動会で使ったきりだった、Colemanのチェア&テーブルまで積んできたと言うのに。。


岡山県と香川県を直結する本州四国連絡橋のひとつである・・・瀬戸大橋は多くの島が連なる自然を背にした道路(瀬戸中央自動車道路)と鉄道の併用橋だと言う。

          
距離は32.4k、鉄道も同じく・・・海峡部分に架かる六橋から成り立って・・・吊橋、斜張橋、トラス橋と・・・世界最大級の橋梁が連なる姿は壮観そのもの。


二人して、「良い!」「おお!綺麗~!」を連発している間に通り過ぎてしまった。意外に短かった。・・・と言うか、もう少しスピードを落として走ってくれたら良いのにね#59143;


橋の完成を記念して造られた「瀬戸大橋記念公園」へ立ち寄るのも忘れて過ぎてしまいました#59136;ビュースポットらしいです。

      
気を通りなおして・・・。
ついに上陸を果たしました。ここは「うどん県」ならぬ香川県。
どちらから攻めましょう#59133;
  
そこで一店目に選んだのは製麺所タイプの「がもううどん」さん。古い店構えは、ハッキリ言って年数の経った普通の民家そのもの。
長閑な田園地帯の中。
お店などあるのかと思いつつ走っていくと、ガードマンさんの姿が店のありかを教えてくれました。

          
朝の8時半には到着、ちょうど開店の時刻です。
しかしすでに多くの人の姿があります。多くの車、人と・・・超のつく人気店のようです。

本場の讃岐うどんは外でも食べると、これまでテレビでは見てきたけど。それは本当でした。
表に座って青空の下、なんて当たり前。立ったまま丼をもって食べている人があちこちにいます。
列に並んで自分の番を待つ間、他の人々がうどんを食べている様子に見とれる。
家族連れの大人から小さな子供まで、盛大にうどんをすすっているその姿に見とれてしまいました。
子供だからと侮れない、その食べっぷりは見事そのもの#59125;
ここで食事中の音がどうのこうのなんて、野暮はなしですぜ、旦那!#59120;

食べ終えて車に戻る頃には、うどん行列は更に長く伸びていた。
恐るべし!香川県民のうどんにかける情熱!
熱い心を間近に感じて、マジで感動をしてしまった私#59126;
築年数の経った小さな家の間口が開け放されて、中ではうどんを打つ、切る。茹でる・・・といった一連の作業が展開する。
そこにまた出来立てのうどんを買い求める客とで、ゴチャついていましたが・・・。

オーダーは男らしく?シンプルに「かけうどん」をお願いしましょう。
どうですか?キリッと茹であがった重量感のある太い麺。スキッと澄んだ汁。
お値段は、な、な、なんと150円なり。
添えてあるちくわ天、こちらは100円でした。
このお値段でこんなに美味しいおうどんを頂いていいの?
サスガでございます。


朝の9時と言うのに、この人の列#59142;人気のお店に早めに行ってしまって正解でした。

蒲生うどん

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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しかし、せっかくのうどん県。
一軒で満足しないのは当然です。うどん旅は続くのでありました#59125;