中途半端な状態であった、四国旅の続きです。
ひと月以上も前の事ながら・・・今日からまた書き続けてゴールを目指しますので・・・よろしければ無理のないところでお付き合いを下さいませ#59126;


翌朝は、快晴の空。時刻はまだ7時半頃と言うのに…すでに歩きはじめているお遍路さんの姿。こうした光景はこの後も数回目にしました。
私には決して真似の出来ない世界ながら・・・ホント偉いです、お疲れ様。


道路脇のソメイヨシノが散りかけていて・・・桜の季節の終わりを実感しました。

四国の西側の海沿いを、高知から愛媛までひたすら走っていきます。


道中はどこも周りが海だから、通り過ぎる間に見るのは、当然ながら・・・漁村の風景。

          


旅の最中とはいえ、たまにはノンビリも良いわね。・・・と言いつつ、そのノンビリが出来れば苦労はない。つい欲張って先を急いでしまうのでした#59142;

急に降ってきた激しい雨。西伊予の道の駅「どんぶり館」で雨宿り中なり。
野菜売り場に並んている・・・。

見て見て~~!って、私のものではありませんけど。。愛媛ってミカンだけじゃないのですね、宇和イチゴがこんなに大量に売られています。
その隣りには当然、柑橘系の並ぶ棚があり。。ここでも小ぶりな「ひめのつき」とポンカンをゲット。
             
イチゴのパックと、お弁当を買って朝ご飯にしました。
鮮魚コーナーで茹であがったばかりの小イカが、ホカホカ湯気をたてているのを見てしまった#59025;何とも美味しそう#59125;
・・・これは見過ごせない。勿論、買って食べますよ~~!



松山も市電が走る街だったのですね。

予備知識はゼロながら、愛媛と言えば、道後温泉で決まりでしょ!道後温泉は「日本書紀」にも登場する、わが国最古の温泉と言われています。

まずは定番である、道後温泉のシンボルである「道後温泉本館」へと向かうのでした。

          
どっしりとした構えで存在感を見せる、本館振鷺閣(しんろかく)は屋上に伝説の白鷺を据える。
毎朝6時に太鼓の音で開館を告げるなど、歴史ある温泉情緒を醸す施設として知られています。
  
          
本館は国の重要文化財でありながら・・・今も現役の入浴施設として親しまれて、年間90万人もの入浴客がここを訪れるそうです。
       
日帰り施設感覚で楽しめる温泉なのですね。当然、内部も気になります。
私の身体さえなんでもなければ、我々も絶対に入っていたものを。良いなぁ~!・・・トホホ#59136;
                         

屋上に設置されている振鷺閣の、約一坪の周囲には赤いギヤマンの障子が施されている。夜間のランプを灯した様子は・・・ネオンもない当時の町の夜空では異彩を放っていたであろうと想像。
また中央に吊るされた太鼓は、昔から時刻を告げる「刻太鼓」として一時間毎に打ち鳴らされていましたが、現在は朝・昼・夕の3回のみだそう。。。
吊るされた太鼓の姿を、道路側から眺めました。
明治27年(1894)に建築されて120年を迎える三層の本館は、道後の街並みにあっても堂々とした風格と歴史の重さを誇っています。http://www.dogo.or.jp/pc/time/

松山の銘菓「坊っちゃん団子」や「タルト」が売られている土産物店、オシャレなカフェなどが建ち並ぶ・・・道後商店街を通って帰りましょう#59126;
        
伊予鉄道「道後温泉駅」は明治44年(1911)に建てられた旧駅舎が、明治洋風建築そのままに復元されたもの。周辺の景観形成にマッチした様子が伺えます。


坊っちゃん列車の機関車を手動で方向転換する光景、目の前で見ることができました。

            
道後温泉本館改築100周年を記念して建てられた「からくり時計」は、漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物たちがあらわれて、音楽にあわせて楽しい動きを見せてくれます。

なんか足りない・・・って思われました?
私は駅前にある足湯に浸かってガマンのコなのでした。


・・・という訳で、道後温泉の後は松山城へと向かいましょう。