福島県の猪苗代及び裏磐梯へは、結婚前から度々訪れてはいましたが・・・地方に住む私にしても、この場所は本当に空気が美味しく感じられます。


朝のお散歩タイム。
ふふ・・・年寄りはいつだって、無駄に朝が早いんじゃ#59120;
早朝のフロント、…見ての通りに・・・ひっそりと静かです。
           
皆まだ寝ているのかしら?

碧く高い空、清涼そのものの・・・空気が違う・・・と感じた時間。
こうした夏場は勿論ながら、5月下旬の新緑の時期は特にお勧めなのです。
木々に芽吹いた緑が、萌黄、草色、若葉色、若草色#59130;・・・と多彩で。色とりどりの木々の・・・美しさは輝くばかり!感動してしまったものでしたけど。真夏の朝の散歩も、爽やかさが気持ち良い。

周囲ではすでに秋の気配さえ漂い始めてきているような。
週末とかではないから仕方がないものの…建ち並ぶペンション、ホテルに人の姿がほとんどありません。
良いところなのに、勿体ないわぁ#59136;

  
朝に相応しく明るいムードの、ダイニング「メイプル」は天井が高くて開放的。こうして見たらなんかファミレスみたいね#59142;
まず運ばれてきたのはリンゴジュースに、バナナヨーグルト。


フルーツの盛り合わせと、サラダ、チョリソーを中心にスクランブルエッグ&ベーコンをワンプレート仕立てで。。
パンは三種類、そしてコーヒー。コーヒーはポットサービスだから、お替りOK!
朝食もヘルシーな内容ながら、満足#59126;
決して豪華なんて言えないものの・・・美味しかった、ここにして良かった・・・と思える機会があるのは、ささやかにも幸せである。
冷蔵庫に用意されていた2Lのペットボトル、「お水はサービスですから、お持ち帰りくださいね」ですって。
お安い宿泊料金で、心のこもった料理の数々・・・いい滞在でした#59125;
チェックアウト時に「今日はこれから鶴岡まで行きます」と言ったら、「暑くて大変ですね」ですって!?
それ程ではないと思うけど。。。



湖の景色を楽しみながら。
夏は標高が高いため、涼風とマイナスイオンのシャワーでクールダウン出来ますよ#59143;


桧原湖西岸の通りを北上して、山形県境へと進みます。
幸い、この日も上天気だったから#58942;

          
かなりの急勾配、ヘアピンカーブをいくつも曲がり続けた。眼下には桧原湖が広がっています。

かつては「西吾妻スカイバレー」という有料道路でしたが、福島県内を通る他の「ゴールドライン」「磐梯吾妻スカイライン」同様に今は無料開放されているのでした。

相変わらず細いクネクネ道ですが、空いているせいもあり急カーブの連続ながら、山間を走るドライブコースは運転も楽しそう。。

          
降雪の多い時期の冬季通行止めや夜間通行止めの期間もある。その上、「落石注意」ですか?・・・はい、了解です。どちらも困る状況ですから・・。
福島県裏磐梯と山形県米沢市の県境にある白布峠を越えて・・・「ようこそ山形県へ」の看板あり。

          
温泉通であれば、白布の名前を聞いて・・・即、ピーンとくる!
「西屋」「中屋」「東屋」・・・と、趣のある古き良き佇まいの湯滝の宿が軒を連ねた・・・湯治場の面影を残す白布温泉。
中屋旅館の火災により現在残る、風情ある茅葺屋根の建物は「西屋旅館」のみになってしまったのが惜しまれます。
源泉掛け流しの湧き出でる源泉を守り、白布温泉の歴史を守り続けてきた宿たち。
国立公園内で火災後に木造旅館を新築する、貰い火に関わらず難しさが想像された・・・「東屋」さんは10年前に宿泊。
自然湧出の豊富な温泉の打たせ湯を経験済みです。実際に浸かってみたら、流れ落ちる温泉の轟音?とその感触は迫力満点と言えるものでした#59127;
米沢市内と言え、白布温泉は別世界。
豊かな自然に抱かれた郷愁たっぷりの山里を過ぎて行く・・・。
しかし困ってしまったのがおトイレの問題。
道の駅はおろか、コンビニの一軒さえ見あたらなくて。。それでも何とか米沢市内へ。

そして次の赤湯温泉は、こちらも宿泊済み。その時宿で教えてもらったのが・・・地域に根付いた「スーパー清分」さん。
それからはこの付近を通る度。清分さんに立ち寄りして、山形名物玉こんにゃく。そして寒河江産のなめこの缶詰を買う。←これ、お約束なんです!
赤湯温泉名物の和菓子と言えば・・・、つきたての柔らかいお餅で甘さ控えめのこし餡でくるむ「あんびん」。
添加物がなど使われていないので当日のみの食べきり・・・だから結構この道は通る割りに、毎回買えずにいるのだ。

ブドウとワインの里、上山へ。

麓から山の中腹まで・・・斜面一面に連なって建つブドウハウスが目に飛び込んできたら・・・そう実感する。

ノープランの行き当たりばったり旅ながら。途中の山形市内でいっこだけ体験学習をしたのです。
オバサンなのに、体験学習って?
それはまた次回に。