せっかくの福井の夜です。福井と言えば、ソースカツ丼!
敦賀湾の海鮮も魅力ながら・・・、海のものはこれから行く能登で食べらますからね。。
ソースカツ丼の元祖「ヨーロッパ軒」総本店で、本場の味を食べようって事で決まり。

     
そして、ヨーロッパ軒に到着。すでに数十人の行列あり。

ソースカツ丼、ヨーロッパ軒とは・・・。
※1913年に東京都早稲田鶴巻(現在の新宿区)に開業後、関東大震災が起きた1923年に福井に移転し、現在県内に19の店舗を構える。ソースカツ丼の元祖が「ヨーロッパ軒」です。
看板メニューの福井県の名物「ソースカツ丼」は、先代の修行先ドイツ仕込みのソースで作り上げたオリジナルメニュー・・・だそうです。
詳しくは、HPへhttp://homepage2.nifty.com/yo-roppaken/sub1.htm

                         
待っている最中に、厨房脇から出てきた・・・岡持ちを手にしたおじさんの後姿を目にしました。
ソースかつ丼は出前もしている様子です。
私も久しぶりに見ました。
若い人は、 出前や仕出しの際、料理を入れて運ぶ木製の箱にふたと持ち手の付いた入れ物=岡持ちと言う言葉や、存在を知らないんじゃないかしら?
先に停めてあった白い軽に乗って行ってしまったから、見えなくなったものの。店の周囲ではズラリと、ソースカツ丼をのぼりが存在をアピール中なり!
並んでいたのは、 若い人がほとんどです。前のカップルは、スマホで♡♡ペアで写真を撮りまくり~♡
また後ろの二人も連休とあって、京都からやって来たと言うカップル二人組。
ぶらりノープランで出かけて来たので、今夜の宿も決めていないと言う。若いって良いなぁ#59126;
思っていたほど待つ事もなく、入店。
並ぶ間に、お店の人が周って来て・・・順番に名前と人数を確認し、メモしていったから。
行列に慣れているのでしょう、手際が良いだけでなく、私に「お席は一階の方がいいですか?」といった気づかいもありました。

ほぼ満席の中、指定されたテーブルに着席。
思っていたよりスムーズに食べられて良かった#59125;
店内を見渡すと、壁には沢山の色紙が張られて。。レジの横は特製カツ丼ソース、特製極細パン粉が並び、気にいったら買って帰るのも可能です。
夫は当然、ソースカツ丼にサラダ、お漬物、味噌汁が付いた「ソースカツ丼セット」をオーダー。
私はカツとご飯が少なめ、カツ1、エビ1のレディースミックスカツ丼セットにしました。
これまた待つ事もなく、オーダーしたカツが着丼。ソースが香ばしく香ります。
          
カツ系だけのほぼ単品メニューだから、作るのも早い。当然、食べる方だって!
エビを薄く伸ばして揚げたエビカツ、いきます 。
これは、いけますね。
薄くたたいて伸ばしてあるから、エビの味わいはありませんけど。細いパン粉を使った衣とソースがベストマッチ、決め手となっているのでしょう。
サクサクした食感の元はこれね。
しかし次にソースが染みたカツを食べてみると、ソースの旨味、甘味と香ばしさが絶妙の旨さ#59117;
トンカツが店の看板商品であるだけに…更に美味しく感じられたのは当然と言えば、当然かも!?
ソースの味が強くなりますが濃すぎるという程はなく、これもバランスの良さなのでしょう。

どちらも下手な写真でゴメンナサイ。夫のソースカツ丼セットは右の方です。
3枚のトンカツがのっていて、ご飯の量も普通サイズ。
他のテーブルを見ても、皆さん同じような・・・男女別にこの組み合わせを選んでいる様子が伺えました。

これまでに、桐生、県内の足利でソースカツ丼を食べていましたが、福井のソースカツ丼は、ご飯とカツの間に千切りキャベツはありません。
もっと濃い味が好きな人向きには、別皿でソースが用意されています。

トンカツの代わりにメンチカツを乗せたメニュー・・・「パリ丼」は食べられなかったけれど・・・。
こちらのソースカツ丼、、一度は食べる価値ありです#59125;
福井へ行ったら、食べてみてはいかがでしょう。
ヨーロッパ軒を利用したら駐車コインのサービスもありますから、その辺りも親切だって思いました。
人気があるからと高いところから客を見ていないのは、スタッフさん達の接客ぶりでわかります。

そうする内にも、またソースカツ丼を求めて更なる行列が。私達の時よりも長くなっている感じです。



街の繁華街?「片町アーケード」の看板。そしてその先に見えた、ビルの屋上に立つ可愛い「ネオン塔」・・・このムード・・・なんて「昭和」なんだ!
この記事を書くに辺りわかったのだけれど、福井新聞さくら通りビルと言う建物らしい。

ホテルからすぐ近く、スーパーへも行ってみました。旅に出たら、その土地のスーパーマーケットへ行って見て歩くのが楽しい。
鮮魚コーナーに並んでいた、鯖の「へしこ」←食べた事ありません。
のどぐろやままかり、アマダイのリーズナブルな事!改めて・・・海の近くに住むって、良いなぁって思いました。

           
一夜明けて・・・部屋から眺めた、朝焼けの空。
朝は、コーヒーにジュース、パンと鱒ずし、越前茶と言った簡単メニューを食べて、さぁ出発しましょう。
ようやく能登に入ります。