千里浜でお腹を満たした後は、能登空港まで伸びる高速道路「のと里山海道」に上って、少しだけ時間短縮です。

山間の土地を利用した・・・田畑と集落と。。小さな田んぼでも刈り入れを待つ、黄金色の稲穂が揺れていた。


そしてまた、海沿いへと戻り。。
松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台にもなった断崖絶壁。
巌門、関野鼻、機具岩、ヤセの断崖・・・と言った、複雑な海岸線、奇岩・奇勝が続きます。
前回観光済みのところは、スルーしました。


能登金剛の代表的な奇岩のひとつであり、能登屈指の夕焼けスポットでもある機具岩(はたごいわ)の、ダイナミックな景観には魅せられました。。


        
道路沿いに続く・・・集落。
家々を囲むのは、冬の強風から家屋を守るため張りめぐらせた・・・道路沿いの垣根=「間垣」です。
日本海に大きく突き出した、寒暖の季節風の影響を受けやすいこの地で生きてきた・・・先人たちの知恵が感じられる光景です。残念ながら・・・ここはドラマで使われたロケ地ではありませんけれど。。

          
輪島方面へ向かって更に国道249号線沿いを車で走って行くと・・・その途中に見えてきた「トトロ岩」。


頂点が二つに分かれて、耳のように見えることから、地元では以前から宮崎アニメ「隣りのトトロ」に似てると評判だったそう。

          
こんな事、誰がしたのでしょう?片方が取れた状態ながら、チャンと目玉まで付いています。
岩の正式名は「剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)」、立派な名前があるのですね。

本当にこの辺り、自然が作りだした・・・ 観光スポットが沢山あって、ドライブ中も見飽きることがありません。

そうする内に、いよいよ輪島の街が近づいてきました。
     
石川県北部に位置する輪島市は、能登半島北部の奥能登の中核となるところ、輪島塗や日本三大朝市のひとつ「輪島の朝市」、御陣乗太鼓で知られています。

連なる・・・黒い屋根瓦、板塀の家屋がムードあるわぁ。


          
輪島の宿、ホテルメルカート輪島です。夜の帰宅時に#59009;
事前に「今夜はボロいよ」とは言ってあったものの、目にした夫「ここに泊まるの?」#59025;#59025;
輪島バスターミナルの近く、大浴場のあるビジホです。夜間に撮った画像を載せますね。

何度も書いているけれど、間際になって探しただけに一番ボロかったのが輪島のホテル。泊まるのは出来たら避けたいくらい、気の進まない宿泊でした。
連休中とあって、価格的にも決して安い訳ではない。ここしか空いていなかったから仕方なく#59136;
訪問してわかったのは、「ツールド・のと」の日程と被ってしまっていた。その為どこも満室となっていたのでした。
ホテルの外観は良いとはいえなかったけれど・・・泊まったスタンダードツインの部屋はそこそこの広さ、感想としてはまぁ普通だったかな。

シンプルな内装に白いベッド。アメニティに、油とり紙が入っていたのも、「金箔」を扱う輪島ならでは・・・と納得!
                           
朝は、パンにコーヒー、茹で卵、ジュース、牛乳といった、軽食の無料サービスがありました。

その前の7時を知らせる町の有線放送が、あの「咲かせましょう~~♪♪」であったのは笑えますし・・・街中で「まれちゃん」を応援、放送を喜んでいる様子が伺えます。

ホテルメルカート輪島旅館・オーベルジュ(その他) / 輪島市その他)

夜総合点★★☆☆☆ 2.0



5連休、シルバーウィークを甘く見ていた私。プラス朝の連ドラ関係の土地が混んでいるのは、これまでの「つばさ」=川越、「おひさま」=松本と経験済みなのに。(「まれ」はすでに終わってしまっていますけど)
このホテルは泊まる前から心配であり、出来たら他のとこが良かった。しかしそこで意外な出会いが。思いがけない出来事があったのでした。
その辺りについては、次回に。