いよいよクリスマスが、近づいてきましたね。
家はクリスマスも、サンタクロースも関係ないと言いつつ…クリスマスネタです。


クリスマス・キャロル (新潮文庫)

  • 作者: ディケンズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/12/02
  • メディア: 文庫


クリスマスと言えば・・・誰もが真っ先に思い出す一冊に、「クリスマスキャロル」があります。
クリスマス・イブの夜。
ケチで孤独な老人スクルージの元へ3人の幽霊がやってきました。
過去、現在、未来のクリスマスの様子を次々と見せられる事により・・・かたくなな変人スクルージも、キリスト教の精神にめざめると言うもの。
人生の真の豊かさを知ったスクルージと、周囲の人々との変化。
作者がこめたメッセージがさり気なく描かれた、イギリスの作家チャールズ・ディケンズの不朽の名作。
訳されているのが、朝ドラ「花子とアン」でお馴染みとなった・・・村岡花子さんであるのも嬉しく思えます。
貧しい出自に関わらず、彼女はたゆまぬ努力の末・・・良いお仕事を沢山なさったのですね。



クリスマスにはおくりもの

  • 作者: 五味 太郎
  • 出版社/メーカー: 絵本館
  • 発売日: 1980/11
  • メディア: 単行本


五味太郎作「クリスマスにはおくりもの」は、小さい子向けの単行本です。
サンタクロースが靴下に贈り物を入れようとすると、その中にはサンタクロースへの贈り物があった・・・と言う。何ともほのぼのとした気分になれる、五味さんらしいダイナミックなタッチの絵、エスプリの効いた内容の絵本です。



クリスマス気分を盛り上げる工作絵本、楽しいアイデアがほしい時にお勧めなのはこちら。
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ばばばあちゃんの クリスマスかざり (ばばばあちゃんの絵本)

  • 作者: さとう わきこ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2013/10/02
  • メディア: 単行本


「ばばばあちゃんのクリスマスかざり」さとうわきこ作。
身近にある 画用紙、折り紙、セロファン、ダンボール・・・を使って。木の枝や葉っぱ等でも、家中を飾り付けしたくなる。
クリスマスパーティ以外に、お誕生日にも楽しめる内容となっています。
シリーズとなっている「ばばばあちゃん」は、親子してイメージが膨らむ楽しい絵本。


他にももっとありますが、最後は自分が好きで何度でも読み返したくなる一冊を。

十二の月たち (世界のお話傑作選)

  • 作者: ボジェナ ニェムツォヴァー
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 大型本


ボジェナ・ニェムツォヴァー作「十二の月たち」。
女王の気まぐれから真冬の森へ追いたてられた娘、1月から12月までの精に助けられてマツユキソウを手に入れ・・・そして、幸福を得る。
戯曲「森は生きている」の元となった民話です。
美しくて気持ちの優しい娘マルシュカは、雪の山へスミレを探しに行きます。真冬の雪の中、春の花が見つかるはずもありません。
しかし山にはたき火を囲んだ12人の男たちの姿がありました。
「三月」とよばれる青年が杖をふりかざすと、森にたちまち春がやってくるのです。
恐ろしく厳しい自然、「森は生きている」の元となる・・・スラブ民話は、どちらかと言えば大人向けの力強い絵が描かれている。
クリスマスが終わってもまた手に取ってみたくなる、冬の良さを気づかせてくれる本なのです。


          
クリスマスケーキは、たぶん今年も食べないと思うけれど・・・先日、ハーゲンダッツの「ジャポネ 和栗あずき」を食べました。
気の毒になるくらいアイスを食べ続けていた・・・マツコDさんの影響ね#59133;
出来たら「サクレ」とかご当地ものの方が良かったものの、見つからなかったから。。
ささやかな私の贅沢、ささやか過ぎますけどね#59142;
普段アイスを食べない私も、食べている姿に刺激されてしまったのだ。

カップの蓋を開けると、目に飛びこんでくるのは・・・モンブランを思わせる・・・上品なクリーム色の和栗ソース。
アイスの間にはこし餡ソースが、そして当然、商品名となるあずき粒も入っています。
そう、だからご想像の通り、甘いです。優しい甘さでほっと出来ます#59126;