昨年の事ながら。。。
年が明けたと言うのに・・・まだ旧年ネタを引きずっています。とある週末の日曜日に出かけたのは、市内にあるレストラン「石の蔵」さん。
          
私も参加している食べログでも、常に高評価の付いたお店です。
随分前に友人と食べに出かけて行った事があったのだけど、その時もムードの良いお店と言った印象は心にあったものの、食べたものが特に美味しいとまでは感じなかった。。
そこで今回は久しぶりに、その辺りを確認するために。←イヤらしいわね!?
美味しくなっているか、期待しつつのランチタイムでした。

特に予約まではしなかったけど、人気店なので12時頃に一応電話をしてみた。
「ただ今満席でして、お待ち頂きましたら・・・1時半からでしたらご用意できると思います」との事。かけた携帯に連絡が入ると。その時に座るのがテーブルか、ロングテーブル席か、カウンター席か、二階にある個室のうちどれが希望であるか…と言った確認があり。細かな気配りが感じられたのは良く思えました。
店名となった石蔵の周りにグルリと植栽された竹、これは店の全面、前を流れる「田川」との境界、そして竹の間をぬける小道などと言った遊び心もあり。。

※大谷石とは宇都宮市西部に位置する、大谷町付近で産出される緑色凝灰岩。掘り出した地名にちなみ、そう呼ばれています。
大谷石の名を決定的にしたのは、大正元年(1912年)に完成した・・・フランク・ロイド・ライトの設計による旧帝国ホテルの建物。

60年ほど前に建てられたこの蔵は、砂糖や小麦粉などの食品原材料の業務用倉庫として長くその役割を担ってきました。
その後倉庫が郊外に新設され、役目を終えた蔵はひっそりと休息の時を刻んでいました。その眠っていた空間が現代のクリエイターたちの手により、創作和食の店「石の蔵」としてよみがえり・・・。2006年秋には、個室、カフェ&ショップを増築し、現在の形となりました。

          
夫は初めて、私は・・・久しぶりの石の蔵さん。
奥は併設されたカフェ、 食品や雑貨のショップとか。入店して真っ先に、おトイレをお借りしたのです。勿論、トイレの中もスタイリッシュそのものでした。

          
テーブルの上のメニュー表もオシャレで、写真に撮ろうと思っていたのに片づけられてしまった#59142;
8種類の中からメイン、ドリンクを選んだら、前菜とデザートはビュッフェ形式で好きなように持って来るシステムです。


お店のもうひとつのシンボル、小型のヒョウタンの照明が下がる・・・前菜コーナーで誰もいなくなったので写真を撮ってみた。
何個もの可愛いヒョウタンの灯り、丁寧にカットされて、くり抜かれた部分から灯りがもれるシーンは相変わらず素敵。
前菜だけに野菜、野菜・・・のオンパレード。煮物と作りたて寄せ豆腐、卵焼き、舞茸の天ぷら等がありました。
豊富なメニュー、なくなるとすぐに出来立てが補充されます。


こちらは、デザートコーナーです#59126;

          
盛り付けてきた、前菜はこんな感じで・・・呆れた感じの・・・てんこ盛りだ~!


メインに選んだのは、白鯖河豚と里芋の餡かけは基本料金+150円。
同じく+150円で、和豚もちぶた肩ロース柚子胡椒焼きを。
上蓋は河豚の顔になっているオシャレな器、可愛らしい器は蓋を開けてしまうと・・・。これまた撮る前に持って行かれてしまって、普通になっちゃいました#59142;
担当のスタッフさんはどうも「せっかちさん」だったみたいです。
白米とどちらか選べるご飯は、雑穀米の方で、ナメコとアオサの赤出汁味噌汁と。

私は食べるのが遅いから、夫が前菜をおかわりに行ってちょうどくらいに食べ終わります。

         
抹茶ティラミスや純米吟醸のジェラート、ブラマンジェ、イチゴのパンナコッタ、自家製わらび餅等・・・。
近くのカップルが飲んでいたハーヴティが素敵に見えたので伺ってみたら、それは4000円のコース「瓢箪」内のドリンクメニューであった模様。
しかし普通のコーヒーでもじゅうぶん美味しかったと思います。


つい見上げてしまう高い天井、そこまで延びた巨大な木のレリーフや竹を組んだ「和」の間仕切り、和紙の灯りや木製オブジェ。・・・と言ったお店の雰囲気が一番の魅力と、今回も感じました。
肝心の料理は、味も見た目も上品。量的にもお上品です#59143;
悪い訳ではないけれど、特に美味しいかと言われたら???
ランチビュッフェの価格も、少し前が1600円、そして1800円、現在は2000円と値上がりをして…やはりランチとしては少々お高めかなぁ~と。
それでも自宅にはない、素敵な時間が過ごせました。古いものと新しいものがベストマッチした空間で、そこそこ美味しいものが食べられて幸せでした。

大谷石造りのカウンターでお会計。預けておいたコートを受け取り、お店を後に。
披露宴なのかしら?若いカップルを中心にして、皆さん記念撮影の真っ最中でした。
こうした利用に予約客だけで満席の場合がありますから、電話連絡をしてからの方が良いかと思われます。
石の蔵

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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